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会社の同期だけの飲み会に行きたくない、でも孤立もしたくない

会社で働いていると、
同期だけでの飲み会のお知らせがLINEなどで回ってくることがあります。

同期だけに限らず飲み会が好きな人も居れば嫌いな人も居り、
私は同期だけであろうとできれば飲み会には行きたくありません。

同期だけの飲み会に行きたくない理由

「上司や先輩が居ると気を遣うからイヤだけど、
同期だけなら気を遣わないから良いじゃん」と思う人も少なくないでしょう。

しかし私は同期だけの飲み会にも行きたいとは思わず、
その理由としては「同期だけの飲み会がつまらない」からです。

20代の頃は同期だけだと気を遣わなくて良いと思っていましたが、
年齢を重ねると同期だけの飲み会ほどつまらないものはないと思えてきます。

同期は同じ会社で同じ年数働いていますから、
私と同期たちはほとんど同じ経験をしていることになります。

部署が違うと少し「へぇ~そんなこともあるんだ」と思う話もありますが、
ほとんどがどこかで聞いたことのある話にしか飲み会ではなりません。

同期から自分も経験したことがあるような話を聞かされても何の感情も湧きませんから、
同期だけの飲み会はつまらなくて行きたくないのです。

忙しいアピール

同期だけの飲み会に行きたくない理由としてもう1つ、
上司や先輩が居ない飲み会では「忙しいアピール合戦」になることも挙げられます。

最近すっかり聞かなくなりましたが、数年前プレミアムフライデーとして
月の最終金曜日は少し早く帰ることが推奨されていました。

私の勤めている会社でもプレミアムフライデーを導入していたので、
月の最終金曜日に同期飲み会を開いていました。
(数回だけでしたが・・・)

気の置けない同期だけで楽しく飲んでいると、
「いや~今月は忙しかった」と口火を切る奴が必ず出てきます。

これをきっかけに「俺なんて今月は1日しか休んでない」とか
「俺は今月〇時間残業した」など忙しいアピール合戦が始まるのです。

中には「仕事がなかなか終わんなくて」と忙しいアピールをしながら
飲み会に遅刻してくる同期も居ましたね。

忙しいアピール合戦が始まると、「同じ会社に勤めてるんだから、
お前が忙しかったことぐらい知ってるよ」と私は内心で思いながら辟易としていました。

私が勤めている会社はそれほど大きくないので、部署が違っても現在どんな仕事を
しているかぐらいは知っていますし、忙しさも大体想像がつきます。

そのため忙しいアピールをされても「だから何なんだ」「何を言ってほしいんだ」としか
思わないですし、忙しいアピールを聞きながら飲んでも楽しくありません。

愚痴を言い合うだけ

忙しいアピール合戦が始まる飲み会もあれば、
互いに仕事の愚痴を言い合うだけの「大愚痴大会」になる飲み会もあります。

ウチの上司がどうしただの、先輩がこんなこと言っただの、今度入ってきた新人が
使えないなど、何の役にも立たない愚痴を延々と聞かされることになります。

愚痴をきっかけに、自分たちの代で職場環境を良くするにはどうするか、
新人教育はどうしたら良いかなど建設的な話に発展するなら良いです。

建設的な話に発展することもなく、
大半はただただ全員(私以外)が愚痴を言い合うだけの飲み会となってしまいます。

何の役にも立たない愚痴を聞かされていると段々ネガティブな気持ちになってくるので、
愚痴だらけになりがちな同期飲み会には行きたくないのです。

下ネタ

私のようなアラフォー世代になると少し減ってきますが、
特に同期の男性だけの飲み会になると下ネタが多くなります。

誰と誰が付き合っているだの、あの上司は不倫しているに違いないだの、
今度の新人女性に可愛い娘が居るだの、取引先の受付嬢と仲良くなりたいだの・・・。

酔いが回ってくると、ここには到底書けないようなドギツイ下ネタを言う奴も出てきます。

私は元々下ネタが得意ではなく、
恋愛話も苦手なので、こうした話題になると話に入っていけません。

飲み会で楽しそうに下ネタを話している同僚を、「女性の居る飲み会で下ネタトークを
して『セクハラ』と言われないようにしろよ」と思いながら冷めた目で見ています。

実際にトップが立て続けにセクハラで解任された大企業もありますし、
下ネタではしゃぐ同期を見ると少し心配になります。
(https://toyokeizai.net/articles/-/722849?page=4)

同期だけの飲み会より上司や先輩が居る飲み会の方がマシ

同期だけの飲み会と上司や先輩が居る飲み会、
どちらに参加しなければならないとしたら、私は上司や先輩が居る方を選びます。

別に良いカッコしているわけでも意識高い系を演じているわけでもありませんが、
同期より上司や先輩と飲む方が「得られるもの」があるのです。

飲み会の席だと職場よりも多少は上司や先輩との距離が縮まって話しやすくなります。

少し酔いが回ると気が大きくなることもあって、
職場では聞けない失礼なことも飲み会なら聞けてしまうのです。

上司や先輩も酔いが回っているので、
普段なら絶対に答えないであろう失礼な質問にも結構答えてくれます。

失礼な質問をすることで上司や先輩の人となりがより分かって、
仕事での接し方が変わることもあります。

普段答えてくれないようなことにも答えてくれますから、飲み会で上司や先輩と
話をすることで仕事の仕方や考え方のヒントが得られることもあるのです。

亀の甲より年の劫ではありませんが、上司や先輩は自分より長年仕事をしているだけ
あって、自分が経験していないこと知らないことを知っています。

知っている話題しかない同期だけの飲み会より知らない話題が出てくる可能性が
ある上司や先輩が居る飲み会に私なら参加したいです。
(できるなら飲み会自体に参加したくないですが・・・)

同期との飲み会に行かないと孤立する?

孤立するのがイヤだから、本当は行きたくないけど同期との飲み会に参加している
というケースも少なくないと思います。

しかし同期との飲み会に行かないからと言って、必ずしも孤立するわけではありません。

同期の中で1人だけでも仲の良い人が居れば、
同期飲み会に行かなくても孤立を避けることが可能です。

同期と言っても同学年で同じ年に入社しただけで、
気が合う同期も居れば気が合わない同期も居ます。

気の合う同期1人とさえ繋がっていれば、
その1人を通じて同期飲み会の話など他の同期のことが知れます。

昼休みや休憩時間など会社に居る時に、「○○から聞いたんだけど」と
他の同期と話をすれば同期の中で孤立する心配はありません。

飲み会でなければ同期とコミュニケーションが取れないわけではなく、仕事の合間
ちょっと顔を合わせた時に立ち話するだけでもコミュニケーションが取れます。

ちょっとの立ち話だけでも関係が保てるのは同期ならではで、
会社でコミュニケーションさえ取っていれば飲み会に行かなくても孤立しなくて済みます。

断り方に注意する

同期との飲み会に行かないことで孤立しないためには、「断り方」にも注意が必要です。

同期との飲み会に誘われて断る際には、「誘われたことへの感謝」「行きたい気持ちは
あること」「次の機会も誘ってほしいこと」を伝えるようにしましょう。

例えば「誘ってくれてありがとう。久しぶりにみんなと飲みたいけど、その日は
先約があって無理そう。次の飲み会があったらまた誘ってよ。」といった感じです。

毎回この断り方だと「またか」と思われてしまいますが、1~2回であれば
この断り方で誘ってくれた同期を不快にさせることはほぼありません。

また断る理由で嘘をつくのは良くないです。

会社でも話す機会が多い同期なら良いですが、
たまにしか話さない同期に嘘をつくと後で矛盾が生じる恐れがあります。

例えば「新しくできた彼女とデート」という理由で同期との飲み会を断ったとします。

久しぶりに会った同期と話すときに「彼女とデート」と?をついたことを忘れていると、
嘘の理由で飲み会を断ったことがバレる恐れがあるのです。

嘘がバレるだけでも信用を失うのに、同期飲み会に行きたくないから
嘘をついたとなると同期の中で孤立するのは確実です。

もし嘘をつくのであれば、ついた嘘の通りに行動して嘘が嘘でなくなるようにすると
良いでしょう。

まとめ

私はそもそも飲み会自体があまり好きではないので、
会社の同期だけの飲み会でも行きたくない気持ちはよく分かります。

ただ同期との飲み会がきっかけで人脈が広がったり、
働き方や考え方のヒントを得られたりすることが無いとは言えません。

一度参加して得るものがなければ二度と参加しなければ良いだけですから、同期は
仕事を続ける上で心強い存在でもあるので一度は参加してみるのが良いでしょう。

プレミアムフライデーがフェードアウトして同期だけの飲み会が久しく無いから
少ししたい気もするけど幹事は絶対イヤだから、誰か誘ってくれないかなぁ。

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