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EcoFlow(エコフロー)は日本じゃない?じゃあどこの国のメーカー?

年々光熱費が高騰しており、電気代節約のためにもソーラーパネルで充電できる
「ポータブル電源」の購入を考えています。

ポータブル電源の有名メーカーの1つに「EcoFlow(エコフロー)」がありますが、
EcoFlowはどこの国のメーカーなのでしょうか?

EcoFlowはどこの国のメーカー?

EcoFlowは「EcoFlow Technology」というメーカーのブランドです。

EcoFlow Technologyは、2017年に中国深セン市で創業したポータブル電源を
メインとする電機メーカーです。

ちなみにポータブル電源以外にも、パワーシステムやポータブルエアコンなどを
製造・販売しています。
(https://jp.ecoflow.com/)

ポータブル電源の世界シェアは「Jackery(ジャクリ)」に次ぐ第2位で、
世界トップクラスのポータブル電源メーカーです。

ポータブル電源は、2016年から2021年の5年間で出荷台数が約90倍にも増えた
比較的新しく急拡大している市場です。

新しくて急拡大している市場とは言え、
創業から10年経たない内に世界第2位までEcoFlowは躍進しました。

世界2位のシェアを獲得しているメーカーなので、EcoFlowのポータブル電源は
決して「怪しい商品」ではありません。

ポータブル電源市場は中国メーカーが上位独占

ポータブル電源市場においては、
EcoFlowを始めとした中国メーカーが上位を独占する状態となっています。

何となくですが、家電だったら日本とかパソコンやスマホなどのIT機器はアメリカ
といったイメージがあります。

日本やアメリカのメーカーの下請けとして製品を作っている、
というのが個人的な中国メーカーのイメージです。

しかし今や中国は電子機器においては世界のトップランナーとなっており、
ポータブル電源と言えば中国となっています。

業界2位のEcoFlowは先にも書いたように中国のメーカーですし、
1位のJackeryはアメリカに本社がありますが創業者は中国人です。

EcoFlowと2~4位を激しく争っている「Anker(アンカー)」「BLUETTI(ブルーティ)」
も中国メーカーで、ポータブル電源の世界シェアトップ4が中国メーカーです。

ちなみに日本メーカーでは、
「PowerArQ(パワーアーク)」が中国4強に次ぐシェアを獲得しています。

日本では中国メーカーの製品は少し敬遠されがちですが、
ポータブル電源に関しては中国メーカーの製品を選ぶ方が良いです。

むしろポータブル電源で中国メーカーを外すと、
選択肢が大幅に狭くなって用途や目的に合ったものが見つかりにくくなります。

日本法人によるサポート

EcoFlowには、
日本国内のユーザー向けにサポートサービスを提供する日本法人があります。
(https://jp.ecoflow.com/pages/legal-notice)

ポータブル電源に限らず海外メーカーの製品は、
十分なサポートが受けられないイメージが強いです。

サポートのコストを省くことで、
製品の価格を抑えているという感じが海外メーカーはします。

実際に海外メーカーのパソコンだとサポートセンターが海外にあって、
電話をかけると外国人オペレーターに繋がることもあります。

外国人オペレーターでも日本語で対応してもらえますが、
オペレーターによって日本語レベルがまちまちだったりするのです。

電話越しだけにこちらの言いたいことが伝わりにくかったり、
オペレーターの言っていることがこちらに伝わりにくかったりします。
(微妙なニュアンスが分かりにくい)

その点EcoFlowは日本法人がサポートを請け負っており、
日本人スタッフによるサポートが受けられます。

外国人オペレーターによるサポートが悪いわけではありませんが、
やはり日本人にサポートしてもらえる方が心強いですよね。

ポータブル電源って何ができる?

EcoFlowは中国のポータブル電源メーカーですが、そもそもポータブル電源が
何をするものかハッキリ分かっていなかったりしませんか?

ポータブル電源は、簡単に言うとスマホを充電するための「モバイルバッテリー」の
容量が大きい版です。

モバイルバッテリーはスマホやタブレットを充電するためだけのもので、
容量はせいぜい30~100Wh程度となっています。

ポータブル電源はスマホやタブレットなどのモバイル機器の充電もできますが、
テレビや冷蔵庫など家電への給電も可能です。

容量も、モバイルバッテリー程度の100Whクラスから5000Whクラスの
超大容量まであります。

モバイルバッテリーのように特定の機器に給電するのではなく、
ポータブル電源は文字通り「電源」として使えるのです。

なのでキャンプなど電源の無いアウトドアでも、
ポータブル電源があれば扇風機や電気毛布などの電化製品が使えます。

また災害などで停電が発生した場合の非常用電源にもなるので、
防災グッズとしてもポータブル電源は注目されています。

蓄電池や発電機とは何が違う?

ポータブル電源と蓄電池は似て非なるもので、
同じように充電して電源として使いますが「動かせるかどうか」の違いがあります。

ポータブル電源は「ポータブル」だけに持ち運べて、
キャンプなどアウトドアに持って行って使うことも可能です。

蓄電池は基本的に建物に設置する太陽光発電システムとセットで設置するもので、
基本的には持ち運んで使うものではありません。

また容量も違っており、ポータブル電源は100Whクラスの小容量から
大きくても5000Whクラスぐらいまでです。

蓄電池は中容量でも10kWh(10000Wh)クラスで、
大きいものだと15kWh(150000Wh)を超えます。

発電機は、ポータブル電源や蓄電池のように「電気を貯めるもの」ではなく、
「電気を作るもの」です。

ポータブル電源や蓄電池は自体では電気を作れず、
家庭用コンセントやソーラーパネルなどを使って充電しなければいけません。

発電機は自体で電気を作れるので充電する必要はありませんが、
作った電気を貯めておくことはできません。

発電機で電気を作るにはガソリンなどの燃料が必要で、
車やバイクのエンジンのように大きな音を発するとともに排気ガスも出ます。

EcoFlowのポータブル電源の特徴は?

EcoFlowのポータブル電源にはどういった特徴があるのか調べてみました。

他メーカーのポータブル電源と比較したり、
ポータブル電源を購入する際の参考にしてみてください。

EcoFlowのポータブル電源は安全

EcoFlowのポータブル電源の特徴として第一に挙げられるのが
「安全性の高さ」です。

EcoFlowのポータブル電源では、電気を貯めておくバッテリーとして
「リン酸鉄リチウムイオン電池」が使われています。
(リン酸鉄リチウムイオン電池が使われていないモデルもある)

スマホやタブレットのバッテリーにもリチウムイオン電池が使われていますが、
スマホなどに使われているものとは種類が違います。

一口にリチウムイオン電池と言っても
 ・コバルト系
 ・ニッケル系
 ・マンガン系
 ・三元系
 ・チタン系
 ・リチウムポリマー系
 ・リン酸鉄系
などの種類があるのです。

スマホなどのバッテリーに使われるのは「リチウムポリマー系」で、
リチウムイオン電池の中では比較的安全性が高いです。

エネルギー密度も低い方ですから、
過充電・過放電となっても発火のリスクが低くなっています。

EcoFlowのポータブル電源に使われているリン酸鉄系は、
リチウムポリマー系よりエネルギー密度が低くて安全性が高いです。

経済産業省が、
リン酸鉄系以外のリチウムイオン電池には発火のリスクがあると指摘しています。

リン酸鉄リチウムイオン電池も発火のリスクはゼロではありませんが、
他のリチウムイオン電池に比べると発火のリスクは低く安全性が高いのです。

リン酸鉄リチウムイオン電池は長寿命

EcoFlowのポータブル電源が採用しているリン酸鉄リチウムイオン電池は
「長寿命」でもあります。

スマホなどに使われているリチウムポリマーリチウムイオン電池も長寿命ですが、
充放電を500回繰り返すと容量が大幅に減ってしまいます。

いわゆる「バッテリーの持ちが悪くなる」というもので、
フル充電しても使える時間が短くなってしまうのです。

リン酸鉄リチウムイオン電池は、
3500~4000回の充放電を繰り返しても容量は70%程度までしか減りません。

毎日充電した場合、
リチウムポリマー系だと1年半ほどでバッテリーの持ちが悪くなります。

ところがリン酸鉄系だと約10年バッテリー容量が減りませんから、
スマホなどのバッテリーよりも長寿命となっています。

EcoFlowのポータブル電源は10年は使えるので買い替え回数も少なくなり、
結果的にはコスパも高くなるのです。

充電時間が短い

EcoFlowのポータブル電源は、
「充電時間」が他メーカーのポータブル電源よりも短いのも大きな特徴です。

一般的にポータブル電源の充電時間は容量と比例しており、1000Whクラスの
大容量となるとフル充電するのに数時間かかることも珍しくありません。
(5~6時間かかることもある)

ところがEcoFlowのポータブル電源は、
1000Whクラスだと家庭用コンセントでフル充電するのに1時間かかりません。

4000Whクラスでも家庭用コンセントでフル充電するのに1時間ちょっとです。

さらに家庭用コンセント以外でも短時間で充電でき、1000Whクラスだと
ソーラーパネルで約2時間、車のシガーソケットでも約1時間となっています。

他メーカーのポータブル電源は、家庭用コンセントだと短時間でフル充電できる
もののソーラーパネルやシガーソケットだと数時間かかることもあります。

どんな充電方法でも、EcoFlowのポータブル電源は
他メーカーのポータブル電源と比べて格段に充電時間が短いです。

ソーラーパネルを使って電気代節約

EcoFlowのポータブル電源はソーラーパネルを使って充電することも可能で、
電気代節約にも使えます。

別売りの専用ソーラーパネルが必要ですが、
ソーラーパネルを使うとポータブル電源を充電するのに電気代がかかりません。

ソーラーパネルで充電したポータブル電源で電化製品を使えば、
電気代が節約できるのです。

ここ数年で電気代はかなり高くなっており、
電気代に対する国の補助金も2024年10月で終了します。

2024年11月から電気代が高くなるのは確実ですから、
ポータブル電源で電気代が節約できるとありがたいです。

ポータブル電源で電気代が節約したいなら、
EcoFlowのようにソーラーパネルで充電できるタイプを選ばないといけませんよ。

セールがお得

EcoFlowのポータブル電源は、
EcoFlowの公式オンラインストアのセール時に買うのがお得です。

ポータブル電源は決して安いものではなく、
容量が大きくなると価格が30万円40万円を超えることもあります。

通常のセールだとせいぜい数万円安くなる程度ですが、
EcoFlowの公式オンラインストアのセールでは半額以下で買えることもあるのです。

2024年10月のセールでは、40万円以上する容量3600Whのポータブル電源が
約17万円と25万円以上の割引となっています。

その他のモデルも半額以下となっているものが多く、
EcoFlowのポータブル電源を買うならセール時を狙うのが絶対おすすめです。

まとめ

EcoFlowはEcoFlow Technologyという中国メーカーのポータブル電源ブランドです。

ポータブル電源は中国メーカーが上位を独占しており、
中国メーカーの製品だからと言って粗悪品というわけではありません。

安全性が高く長寿命で充電時間が短く使い勝手が良いですから、
ポータブル電源を検討するならEcoFlowもぜひ選択肢に入れてみてください。

私は半ばJackeryに決めかけていましたが、
EcoFlowについて調べていたらEcoFlowに心が傾いてきました。

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この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは。
HN:ミカエルといいます。
1978年生まれ、40代独身の中小企業サラリーマンです。ずっと平社員、つまり「ヒラ」です。

もともと理系ですが、プログラミングなどの専門スキルはなく、PCも人並みに使える程度。性格は内向的で、人前で話すのは大の苦手。そんな自分なりに頑張ってきたつもりですが、気づけば40代になっても平社員のまま。悔しさや惨めさを感じたこともありましたが、これからは気持ちを切り替え、「仕事は仕事」と割り切りながら、健康に気をつけつつ、投資や副業で新しい道を模索していこうと考えています。


「ヒラサラ」について
「ヒラサラ」は、意識低めの40代平社員が、会社や仕事に振り回されず、無理なく生きるためのヒントを発信するブログです。

社会では「出世しないとダメ」「頑張らないと負け組」といった風潮が根強いですが、私は「優秀じゃないと受け入れられない社会」から降りる選択肢もアリだと考えています。

このブログでは、
✅ 仕事は仕事と割り切る考え方
✅ 健康を維持しながら無理なく働く方法
✅ 副業・投資を活用して人生の選択肢を広げるヒント
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などを、リアルな経験を交えながら発信していきます。

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