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キャンプで寒さを凌ぐにはセラミックファンヒーターがベスト?

YouTubeでキャンプ動画を見ていると、秋冬の寒さを凌ぐのに「セラミックファンヒーター」を使っていました。

キャンプでセラミックヒーターは使えるのか、セラミックファンヒーターで秋冬の夜の寒さを凌げるのか、気になったので調べてみます。

目次

キャンプでセラミックファンヒーターは使える?

セラミックファンヒーターは、電気によって加熱された内部のセラミックが発熱して、ファンで温風を送り出す暖房機器です。(https://www.irisohyama.co.jp/plusoneday/electronics/26)

スイッチを入れるとすぐに温風が出てくるので、ストーブやエアコンよりも部屋の中を早く温めることができます。

充電式やカセットガスで使うタイプのセラミックファンヒーターもありますが、コンセントを繋いで電気で使うタイプのものが一般的です。セラミックファンヒーターに電気が必要となると、キャンプで使うには「電源」を用意しないといけません。

キャンプ場によっては「電源サイト」が使えることもありますし、「ポータブル電源」を持参すれば電源サイトが無くても電化製品が使えます。

電源サイトのあるキャンプ場に出かけるか別途ポータブル電源を用意すれば、秋冬のキャンプでセラミックファンヒーターを使って寒さが凌げるのです。

ポータブル電源でセラミックファンヒーターを使うのは難しい?

ポータブル電源があれば、キャンプ場に電源サイトが無くてもセラミックファンヒーターは使えます。しかし「使える」というだけで、ポータブル電源でセラミックファンヒーターを使うには実用性の点で少し疑問符が付きます。

1つはセラミックファンヒーターの「消費電力」の問題です。

セラミックファンヒーターにも色々種類があり、300Wや600Wなど比較的消費電力の小さいタイプもあります。消費電力の小さいセラミックファンヒーターなら、ポータブル電源でも問題なく使えます。

しかし消費電力の小さいセラミックファンヒーターは「暖める力」も弱いですから、秋冬のキャンプでは寒さを凌ぐ道具にならない可能性があるのです。

じゃあ暖める力の強いセラミックファンヒーターを使えば良いとなりますが、暖める力の強いセラミックファンヒーターは消費電力が大きいです。

暖める力の強いセラミックファンヒーターは消費電力が1000Wを超えてくるので、定格出力が1000W超のポータブル電源が必要となります。定格出力1000W超となると大容量のポータブル電源となり、価格も高くなってしまいます。

よくキャンプに出掛けるか普段使いするなら良いですが、そうでないなら高出力・大容量のポータブル電源は宝の持ち腐れになりかねません。

長時間使用できない

もう1つの問題は「使用時間」です。

キャンプでセラミックファンヒーターを使うのは夜の就寝時が多く、少なくとも5~6時間はセラミックファンヒーターを点けっぱなしになります。セラミックファンヒーターを5~6時間も点けっぱなしにするには、やはり大容量のポータブル電源が必要です。

「ポータブル電源の容量÷電化製品の消費電力」で大体の使用時間が計算できます。例えば消費電力500Wの電化製品を容量1000Whのポータブル電源で使う場合は、1000÷500で使用時間は約2時間です。

300Wの消費電力が小さいセラミックファンヒーターでも、容量1000Whのポータブル電源だと3時間ちょっとしか使えません。容量2000Whだと6時間ぐらい使えますが、セラミックファンヒーターの消費電力が600Wになると2000Whでも3時間ちょっとです。

消費電力が1000W超だと、容量の大きいポータブル電源でもせいぜい2~3時間しか使えないことになってしまいます。

しかもセラミックファンヒーターのみ使用する場合でこれですから、他の電化製品を使う場合はもっとセラミックファンヒーターの使用時間が短くなるのです。

またポータブル電源は容量が大きくなると重さもサイズも大きくなりますから、ポータブル電源の運搬の問題も発生します。(2000Whクラスだと重さは20kg前後)

300Wだとキャンプでは少し力不足、600W・1000Wだと暖かさは十分だけど長時間使用できない。いずれにしても、キャンプにポータブル電源を持って行ってセラミックファンヒーターで寒さを凌ぐというのは難しいと言わざるをえません。

キャンプでセラミックファンヒーターを使うメリット

キャンプで寒さを凌ぐのは、電気ストーブでも石油ストーブでも可能です。

では、電気ストーブでも石油ストーブでもなくセラミックファンヒーターをキャンプで使うメリットはどこにあるのでしょうか?

安全性が高い

キャンプでセラミックファンヒーターを使う最大のメリットは「安全性の高さ」です。

セラミックファンヒーターは、火を使わずに電気で加熱したセラミックが発熱することで空気を暖めます。火を使わないので、テントの中で使っても何かに火が燃え移って火災が発生するといったリスクがほぼゼロです。

また小さいお子さんは電気ストーブや石油ストーブで火傷する恐れがあります。しかしセラミックファンヒーターは火を使いませんから、万が一お子さんが触ったとしても火傷の心配がありません。

転倒すると電源が切れるものもありますから、何かの拍子でセラミックファンヒーターを倒したとしても大丈夫です。

焚き火のように火の番をする必要もありませんし、手軽に安全に暖かくできるのがセラミックファンヒーターの最大のメリットと言えます。

一酸化炭素が発生しない

安全性の高さに関連してもう1つ、「一酸化炭素が発生しない」こともセラミックファンヒーターのメリットです。

一酸化炭素は、炭素を含む物質が不完全燃焼を起こした時に発生する気体です。(https://www.figaro.co.jp/knowledge/co.html)

体内に酸素を運ぶ役割を持つ血液中のヘモグロビンと一酸化炭素は非常に結びつきやすくなっています。一酸化炭素を大量に吸い込むと一酸化炭素が酸素を押しのけてヘモグロビンと結びつき、酸素不足に陥ってしまうのです。

いわゆる一酸化炭素中毒で、最悪の場合は命に関わります。

石油ストーブでは一酸化炭素が発生する恐れがあるので、30分から1時間に1回は換気が必要となります。セラミックファンヒーターは火を使わないので一酸化炭素は発生せず、換気をしなくても長時間使用可能です。

就寝中に1時間ごとの換気は難しいですから、換気せずに使えるのはセラミックファンヒーターの大きなメリットと言えるわけです。

持ち運びが簡単

セラミックファンヒーターは軽量・コンパクトで持ち運びが簡単なのも、キャンプで使うのにはメリットとなります。

1200Wの消費電力が高いものでも、重さは2kgほどしかありません。(https://www.irisohyama.co.jp/products/electrical-appliances/seasonal-appliances/ceramic-fan-heater/large-air-volume/large-air-volume-ceramic-fan-heater-with-motion-sensors/)

石油ストーブは大体10kg前後ありますし、燃料の灯油を満タンにすると15kgを超えることもあります。2kgぐらいなら女性はもちろんお子さんでも持ち運べますが、10kg超となると大人の男性でないと少し移動させるのも難しいです。

キャンプでは家から車、車からテントと何度が持ち運ぶことになるので、重いよりは軽い方が良いです。軽量・コンパクトなセラミックファンヒーターは、誰でも簡単に持ち運べて設置できるのもキャンプにおいては大きなメリットとなります。

暖める以外の使い方もできる

キャンプにセラミックファンヒーターを持って行くと、キャンパーを暖める以外の使い方もできます。

テントの中で暖房器具を使うと、テントやシュラフ(寝袋)に「結露」が発生してしまいます。結露で濡れたテントやシュラフをそのまま仕舞うとカビが生えるので、しっかりと乾燥させてから仕舞わないといけません。

しっかりと乾燥させるのは家に帰ってからとなりますが、撤収時にテントやシュラフを少し乾かしておくと帰ってからの乾燥が楽になります。

撤収前にセラミックファンヒーターを稼働させておけば、テントやシュラフを少し乾かすことができるのです。セラミックファンヒーターで少し乾かしておくことで、家に帰ってからの後片付けが楽になるわけです。

電気ストーブや石油ストーブだと、テントやシュラフを乾かす際も火災の恐れがあるので目が離せません。セラミックファンヒーターなら、他の撤収作業をしながらテントやシュラフを乾かすために点けっぱなしにしていても安全です。

キャンプでセラミックファンヒーターを使うデメリット

キャンプでセラミックファンヒーターを使うのにはメリットばかりではなく、デメリットもあります。

電源サイトがあるキャンプ場でないと使いにくい

キャンプでセラミックファンヒーターを使う最大のデメリットは、「どこでも使えるわけではない」ことです。

先にも書いたように、消費電力と使用時間の問題からポータブル電源でセラミックファンヒーターを使うのは難しいです。

ポータブル電源で使うのが難しいとなると、セラミックファンヒーターを使うには「電源サイト」が必要となります。なので、「電源サイトのあるキャンプ場」でないと、寒さを凌ぐのにセラミックファンヒーターは使えないということです。

どこのキャンプ場にも電源サイトがあるわけではないので、セラミックファンヒーターが使えるキャンプ場が限られてしまいます。「前回はこのキャンプ場に行ったから、今回はこっちのキャンプ場にしよう」といったことが簡単にはできなくなるのです。

毎回同じキャンプ場に行くことになると、それはそれで楽しいですが、やはり楽しみが少し減ってしまいます。

電源サイトがあっても使えないことも

電源サイトがあるキャンプ場でも、セラミックファンヒーターが使えないケースがあります。

キャンプ場の電源サイトは、出力の上限が1000Wとなっているケースが多いです。(https://camphack.nap-camp.com/2810)

出力切り替えのあれば良いですが、消費電力が1000W超で切り替えられないタイプだと電源サイトのあるキャンプ場でも使えません。また消費電力が1000Wのセラミックファンヒーターでも、電気毛布など他の電化製品との併用ができません。

電源サイトのあるキャンプ場でもセラミックファンヒーターを使う場合は、消費電力に注意が必要です。

乾燥しやすい

セラミックファンヒーターは温風を送り出すので、どうしても「乾燥」しやすいです。

閉め切ったテントの中で長時間使用すると、喉がカラカラになるほど乾燥することもあります。就寝中にセラミックファンヒーターを使うと、乾燥で寝苦しさを感じることもあるぐらいです。

だからと言って換気するとテントの中の温度が下がって、セラミックファンヒーターを使っている意味が無くなります。

加湿機能付きモデルを購入するか、テント内に濡れたタオルをかけておくなどの乾燥対策が必要です。

まとめ

秋冬のキャンプで寒さを凌ぐのにセラミックファンヒーターは使えます。

ただポータブル電源で使うのは難しいので、電源サイトのあるキャンプ場に限られてしまいます。乾燥しやすいデメリットはあるものの、火を使わないので安全性が高く手軽に使えるなどメリットも多いです。

どの暖房器具を使おうか迷っているキャンパーは、ぜひセラミックファンヒーターの使用を検討してみてください。

ちなみに私も、キャンプに使うかどうか分かりませんが、セラミックファンヒーターを購入しようと思っています。

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この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは。
HN:ミカエルといいます。
1978年生まれ、40代独身の中小企業サラリーマンです。ずっと平社員、つまり「ヒラ」です。

もともと理系ですが、プログラミングなどの専門スキルはなく、PCも人並みに使える程度。性格は内向的で、人前で話すのは大の苦手。そんな自分なりに頑張ってきたつもりですが、気づけば40代になっても平社員のまま。悔しさや惨めさを感じたこともありましたが、これからは気持ちを切り替え、「仕事は仕事」と割り切りながら、健康に気をつけつつ、投資や副業で新しい道を模索していこうと考えています。


「ヒラサラ」について
「ヒラサラ」は、意識低めの40代平社員が、会社や仕事に振り回されず、無理なく生きるためのヒントを発信するブログです。

社会では「出世しないとダメ」「頑張らないと負け組」といった風潮が根強いですが、私は「優秀じゃないと受け入れられない社会」から降りる選択肢もアリだと考えています。

このブログでは、
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