MENU

BLUETTI(ブルーティ)ってどこの国のメーカー?

「ポータブル電源」は便利な反面リスクもあるので、
あまり知らないメーカーやブランドのポータブル電源は怖くて買えません。

通販サイトなどで見かける「BLUETTI(ブルーティ)」のポータブル電源は、
安全に使えるのでしょうか?

BLUETTIはどこの国のメーカーが?

BLUETTIは「パワーオークグループ」の子会社である「BLUETTI POWER」という
会社のブランドです。

パワーオークは2009年に中国深セン市で創業、
現在は本社をアメリカに移して欧米を中心にグローバルに活動しています。

BLUETTIの公式サイトによると、
パワーオークが「世界初のポータブル電源の開発に成功した」となっています。
(https://www.bluetti.jp/pages/group-info)

色々と調べてみましたが、実際にパワーオークが世界で初めてポータブル電源を
開発したかどうかは分かりません。

ただ2010年頃からポータブル電源の研究を始めており、
パワーオークがポータブル電源のパイオニア的存在であることは事実です。

ポータブル電源に欠かせない蓄電池においては世界トップレベルの技術を
有しており、特許や著作権なども多数保有しています。

先駆者的存在で、世界トップレベルの技術を有している会社が作っていますから、
BLUETTIのポータブル電源は安全と言えます。

BLUETTIは自社工場生産

BLUETTIは本社をアメリカに移していますが、
生産拠点は創業地でもある中国深セン市にあります。

開発当初は他にポータブル電源を作っているメーカーがほとんど無かったため、
自社で生産するしかありませんでした。

ポータブル電源が一般的となった現在でも、
BLUETTIは自社で開発から生産まで一貫して行っています。

ちなみに、日本では中国製品の評価が低く、
BLUETTIが中国製と聞くと購入を躊躇う人も居るかもしれません。

かく言う私も中国製品は敬遠しがちなのですが、
電子機器に関しては中国製品は敬遠する必要は無いです。

特に深セン市は「アジアのシリコンバレー」とも言われており、
AppleやMicrosoftといった大手ITメーカーも中国に生産拠点を持っています。

深セン市には世界最先端の技術が集まっており、
高性能かつ高品質な製品が作られているのです。

日本を含む東アジア向けの電子機器の大半は中国で作られており、
中国製の電子機器を敬遠すると使えるものが無くなってしまうほどです。

ポータブル電源に関しても中国はトップランナーですから、
BLUETTIが中国製品だからと言って敬遠する必要はありません。

ポータブル電源の大手メーカーはすべて中国?

BLUETTIを含めたポータブル電源の世界シェアトップ4は
すべて中国系メーカーとなっています。

ポータブル電源のシェアトップである「Jackery」はアメリカ企業ですが、
創業者は中国人です。

BLUETTIとともに2~4位を争っているEcoFlow、Ankerも中国のメーカーで、
ポータブル電源は中国系メーカーがトップを独占しているのです。

私のような40代以上の日本人には、
「電化製品=日本メーカー」というかつてのイメージが強く残っています。

しかし電子機器や電化製品は今や中国メーカーがトップであり、
中国製品を避けると使える電子機器・電化製品が無くなってしまいます。

実際に自分の身の回りにある電子機器や電化製品を調べてみたら、
ほとんどが中国製でした。

BLUETTIのポータブル電源の特徴

地震や豪雨などの自然災害で停電が長期化するというニュースを見聞きしたので、
私も停電対策としてポータブル電源の購入を考えています。

そこで、ポータブル電源の選択肢となるかどうか、
BLUETTIの特徴を調べてみました。

小容量から超大容量まで

BLUETTIのポータブル電源には、
小容量モデルから超大容量モデルまで揃っています。

200Wh~700Whクラスの小容量モデルは小型軽量で持ち運びやすく、
アウトドアで電化製品を使ったりスマホなどを充電したりするのに最適です。

1000Whから2000Whクラスの大容量は停電時の緊急用としても使えますし、
アウトドアでドライヤーなど消費電力の多い電化製品を動かすのにも使えます。

また別売りのソーラーパネルでも充電できるので、節電用として使うことも可能です。

3000Whクラス以上の超大容量モデルは、
家庭用バックアップ電源として停電時などに使えます。

小中容量ならJackeryの方が種類が豊富ですが、
大容量や超大容量となるとBLUETTIの方が選択肢が多いです。

バックアップ電源や節電の用途でポータブル電源を使おうと考えているなら、
JackeryよりBLUETTIがおすすめです。

拡張バッテリーで容量を増やせる

BLUETTIでは「拡張バッテリー」を使うことで、
ポータブル電源の容量を増やすこともできるようになっています。

複数の拡張バッテリーを組み合わせることも可能で、大容量モデルと複数の
拡張バッテリーを組み合わせることで容量を10000Wh超にすることも可能です。

容量が小さめのポータブル電源を買ったものの、
実際に使ってみたら容量が足りなかったということも無いとは言えません。

他メーカーのポータブル電源だと買い替えが必要ですが、
BLUETTIだと拡張バッテリーを購入すれば容量を増やせます。

買い替えだと容量が小さかったポータブル電源は無駄になりますが、
拡張バッテリーだと容量の足りないポータブル電源も無駄になりません。

リン酸鉄リチウムイオン電池使用で長寿命

BLUETTIのポータブル電源には、
蓄電池として「リン酸鉄リチウムイオン電池」が使われています。

一部リチウムイオン電池が使われているモデルもありますが、
大半のモデルでリン酸鉄リチウムイオン電池が採用されています。

スマホなどのバッテリーとしても使われるリチウムイオン電池は、
充電サイクルが500回に達すると容量が大幅に減ってしまうのです。

要するに、500回以上充電するとバッテリーの持ちが悪くなってしまうということです。

リン酸鉄リチウムイオン電池はリチウムイオン電池よりも長寿命で、
2500~3500回の充電サイクルに耐えられます。

毎日充電した場合、リチウムイオン電池は1年半ほどでヘタってしまいますが、
リン酸鉄リチウムイオン電池だと10年使えます。

バッテリーが長寿命だと買い替えサイクルも長くなりますから、
リン酸鉄リチウムイオン電池のポータブル電源はコスパが高いことにもなるのです。

ポータブル電源は決して安くないので、買い替えずに長期間使えるのは
経済的にあまり余裕が無い私のような人にはありがたいですね。

リン酸鉄リチウムイオン電池は安全性も高い

リン酸鉄リチウムイオン電池は長寿命なだけでなく、安全性も高くなっています。

そもそも安全性が高いリチウムイオン電池よりも、
リン酸鉄リチウムイオン電池は内部構造が安定しています。

内部構造が安定していると、長時間使用しても熱が発生しにくく、
熱が発生したとしてもこもりにくいです。

電子機器や電化製品にとって熱は大敵で、
熱暴走によって正常に作動しなくなったりなど機器や製品の寿命を縮めます。

また蓄電池の場合は、内部で熱が発生してこもることで発火のリスクも高くなります。

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているBLUETTIのポータブル電源は、
熱暴走や発火といったリスクが低く安全に使えるのです。

災害時にはただでさえ火元に気を付けないといけませんから、
発火のリスクのある機器はできれば使いたくありません。

BLUETTIのポータブル電源なら発火のリスクは低いですから、
防災用としてもおすすめです。

大容量でも充電時間は短い

BLUETTIのポータブル電源は急速充電が可能で、
大容量モデルでも短時間でフル充電できるようになっています。

家庭用コンセントを使うと1000Wh1500Whクラスで大体1時間ぐらい、
2000Whクラスでも1時間半ぐらいでフル充電できます。

通常は容量が大きいほど充電時間が長くなり、
1000Wh以上のクラスだと数時間かかることも珍しくありません。

フル充電に数時間かかるとなると、
キャンプに持っていく場合には前日までにフル充電しておく必要があります。

ところがBLUETTIのポータブル電源だと1時間ぐらいでフル充電できるので、
キャン当日の朝の準備している間に充電できてしまうのです。

スマホやモバイルバッテリーでも、充電に時間がかかると特に急いでいる時には
イライラしますよね。

BLUETTIのポータブル電源なら大容量でもすぐに充電が完了するので、
精神衛生上も良いです。

ソーラーパネルで充電できる

先にも少し書きましたが、
BLUETTIのポータブル電源はソーラーパネルで充電できます。

別売りの専用ソーラーパネルが必要ですが、
ソーラーパネルがあれば電源が無くてもポータブル電源が充電できるのです。

キャンプなど電源の無いアウトドアで使っていて充電が足りなくなっても、
ソーラーパネルがあれば追い充電が可能です。

地震などの災害で停電が発生しても、
BLUETTIのポータブル電源をソーラーパネルで充電すれば電気が使えます。

ソーラーパネルで充電したポータブル電源を普段使いすると、
電気代がかかりませんから電気代節約にもなります。

最近は光熱費が高騰していますから、電気代節約のためにソーラーパネルで
充電できるBLUETTIのポータブル電源を使うのもアリですね。

防塵・防水仕様のモデルがある

BLUETTIのポータブル電源には「防塵・防水仕様」のモデルがあります。

「ポータブル電源はアウトドアで使うこともあるから、
防塵・防水仕様は当たり前なのでは?」と思うかもしれません。

しかし他メーカーのポータブル電源は、
防塵仕様にはなっていても防水仕様にはなっていないことも多いのです。

アウトドアで使うとしても車やテントの中に置いておくので、
防水仕様でなくても大丈夫だったりします。

それでもアウトドアだと水がかかる恐れがありますし、
家庭で使う場合でも何かの拍子に水に濡れることが無いとは言えません。

特に最近は雨の降り方が昔とは変わってきており、
豪雨による洪水などで床上浸水するケースも増えてきています。

防水仕様でないポータブル電源は床上浸水でアウトですから、
防災用としてはあまり役に立ちません。

BLUETTIのポータブル電源の防塵・防水仕様モデルなら、
アウトドアはもちろん防災用としても安心して使えます。

まとめ

BLUETTIは中国のパワーオークグループのブランドで、
中国メーカーのポータブル電源となります。

ただポータブル電源の世界シェアのトップは中国メーカーが独占しており、
ポータブル電源に関しては中国メーカーは世界のトップランナーです。

Jackeryなどと比べると日本ではBLUETTIの知名度はそれほど高くありませんが、
機能的にはJackeryなどに引けを取りません。

私もJackeryのポータブル電源の購入を考えていましたが、
BLUETTIも選択肢に入れて再度検討したいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは。
HN:ミカエルといいます。
1978年生まれ、40代独身の中小企業サラリーマンです。ずっと平社員、つまり「ヒラ」です。

もともと理系ですが、プログラミングなどの専門スキルはなく、PCも人並みに使える程度。性格は内向的で、人前で話すのは大の苦手。そんな自分なりに頑張ってきたつもりですが、気づけば40代になっても平社員のまま。悔しさや惨めさを感じたこともありましたが、これからは気持ちを切り替え、「仕事は仕事」と割り切りながら、健康に気をつけつつ、投資や副業で新しい道を模索していこうと考えています。


「ヒラサラ」について
「ヒラサラ」は、意識低めの40代平社員が、会社や仕事に振り回されず、無理なく生きるためのヒントを発信するブログです。

社会では「出世しないとダメ」「頑張らないと負け組」といった風潮が根強いですが、私は「優秀じゃないと受け入れられない社会」から降りる選択肢もアリだと考えています。

このブログでは、
✅ 仕事は仕事と割り切る考え方
✅ 健康を維持しながら無理なく働く方法
✅ 副業・投資を活用して人生の選択肢を広げるヒント
✅ 会社に依存せず、個人としての価値を高める方法

などを、リアルな経験を交えながら発信していきます。

「仕事一筋じゃなくてもいい」「平社員のままでも幸せになれる」
そんな生き方を、一緒に考えていきませんか?

目次