一人でどこかに行ったり何かしたりすると周りから「寂しい人」と思われそうで、
「ソロ活」に踏み切れない40代男性も多いのではないでしょうか。
しかし周りが結婚して一緒に遊べる友人が少なくなっている「おじさん」にこそ
ソロ活はおすすめです。
ソロ活のハードルは高くない
冒頭にも書いたように、
一人で何かするのは寂しそうに見られるのでハードルが高いと思われがちです。
しかしソロ活は「自分のしたいことを一人で楽しむこと」ですから、
実はハードルはそれほど高くありません。
別にどこかに出かけなくても、
自宅で一人で何かをして楽しむのも立派なソロ活です。
どこかに出かけるにしても、一人でも違和感がないところであれば
周りから寂しそうに見られる心配もありません。
とにかく自分がやりたいことを一人でやるだけですから全くハードルは高くなく、
今すぐにでも始めることができるのです。
自宅でできるソロ活
「一人でどこかに出かけないといけない」と考えると、
ソロ活のハードルがグンと高くなってしまいます。
自宅でできるソロ活であれば、誰に見られることもありませんし、
すぐに始められます。
音楽鑑賞
自宅で一人で好きな音楽を聴く「音楽鑑賞」も立派なソロ活です。
昔ながらのレコードやCDで聴くのも良いですし、
最近なら音楽配信サービスを利用するのも良いでしょう。
配信サービスだとこれまで聴いたことがないジャンルやアーティストの曲も
聴けるので、音楽の趣味の幅が広がります。
休日にお酒のグラスを傾けながら好きな音楽を聴く、
想像するだけでもおしゃれで優雅じゃありませんか。
高音質なスピーカーを導入したり、
自分でも演奏したくなったりと他の趣味に派生する可能性もありますよ。
ゲーム
私は40代のおじさんですが、
私の子供の頃にちょうどファミコンが大ブームとなりました。
なので40代男性はTVゲームのプレイ経験があるはずですから、
おじさんになった今ゲームにハマってみるのも良いかもしれません。
スマホアプリやネットで簡単なものから本格的なものまで、
色んなジャンルのゲームが無料でプレイできます。
ランキング上位を目指したり、対人対戦で好成績を残そうと思わなければ
課金する必要はありません。
もう少し本格的にプレイするなら、
NintendoSwichやPS5などのゲーム機とソフトを購入するのも良いでしょう。
ある程度高性能なパソコンを持っているのであれば、
Steamをインストールすればパソコンでもゲームを楽しめます。
(https://store.steampowered.com/?l=japanese)
子供の頃に遊んだファミコンやスーパーファミコンなどのレトロゲームを、
おじさんになってからプレイするのも悪くありません。
実機が無くてもエミュレーターというソフトをインストールすれば、
パソコンでファミコンなどレトロゲームがプレイ可能です。
(https://emu-portal.com/)
ただしエミュレーターでプレイする場合は、
ソフトデータの吸出しなど多少手間がかかります。
子供の頃を思い出して、子供の頃にプレイしたゲームをソロ活として
今楽しんでみるのも良いではないでしょうか。
映画・ドラマ鑑賞
自宅で一人、映画やドラマを鑑賞するのも立派なソロ活です。
私が若い頃は、自宅で映画やドラマを見るにはTSUTAYAなどで
ビデオやDVDをレンタルしないといけませんでした。
しかし今は動画配信サービスがあり、
過去の名作から最新作、オリジナル制作の映画・ドラマが定額で見られます。
一度見た映画・ドラマを見返すのも良いですし、
見たいと思っていたけど見逃してしまった作品を見るのも良いでしょう。
音楽配信サービスと同じで色んなジャンルの作品が配信されているので、
趣味の幅が広がります。
アニメやバラエティなんかも配信されているので、
映画やドラマに興味が無い場合でもソロ活に動画配信サービスは使えます。
DIY
おじさんが自宅でできるソロ活としては「DIY」もおすすめです。
DIYというと家具などを作る木工作業のイメージですが、
雑貨やファッション用品を自分で作るのもDIYです。
いきなり家具のような大がかりなものをDIYで作ろうとすると、
完成まで何日もかかってしまうので途中で飽きてしまう恐れがあります。
最初はカバンや財布に付けるチャームやキーホルダーなど、
すぐに完成できるものから始めると良いかもしれません。
成果が出ると楽しくなりますから、最初の内はすぐに成果が出るものを作って、
慣れてきたら家具のような時間のかかるものに手を出すと良いでしょう。
家具を作るとなるとそれなりに材料費がかかりますが、
チャームやキーホルダーぐらいなら100円ショップでも材料が揃えられます。
料理
自宅でできるソロ活として「料理」も挙げられます。
私のように40代男性で独身だと、嫌でも普段から料理をしなければいけません。
どうせ料理をするなら嫌々ではなく、
ソロ活で楽しく実益を兼ねた趣味にしてしまうのも1つの方法です。
ネットで検索すればいくらでも料理のレシピが出てきますし、
作り方を詳しく紹介した動画もあります。
全く料理をしたことがない人でも、
動画を見ながらであればそれほど難しくはありません。
外食や出来合いのものよりも自炊の方が栄養のバランスが取りやすいですし、
何より食費の節約に繋がるのでおすすめです。
外に出かけるソロ活
自宅でできるソロ活よりも少しハードルが上がった、
外へ出かける系のソロ活をいくつか紹介します。
かなりの上級者でないとできない高難度のものもあれば、
初心者が今日からでもできる難易度の低いものまであります。
映画館で映画鑑賞
外に出かけるソロ活でも比較的難易度の低いものとして、
「映画館での映画鑑賞」が挙げられます。
友人や家族と映画館に行っても、
映画が上映されている間は友人や家族と話すことはありません。
誰と行っても映画を見ている間は一人ですから、
最初から映画館に一人で行っても同じなのです。
一人で映画館に行くことは珍しいことではないので、おじさんのソロ活で
映画館に行っても恥ずかしい思いや寂しい思いをすることはありません。
一人カラオケ
「一人カラオケ」も外に出かけるソロ活としては比較的難易度が低いです。
一人でカラオケに行く人自体が増えていますし、
個室の中に入ってしまえば一人であることは周りに知られません。
受付と会計のハードルが少し高いものの、
一人カラオケは比較的簡単にできるソロ活です。
友人や同僚とカラオケに行っても、
次に歌う曲を探していて他の人の歌なんて聴いてないですよね。
それに友人や同僚の趣味に合わせて曲を選ぶこともあるので、
自分の好きな曲だけを好きなだけ歌うことはできません。
しかし一人カラオケなら「ずっと俺のターン」ですし、
誰に気を使う必要もなく好きな曲を好きなだけ歌えます。
(同じ曲を何度歌ってもOK)
銭湯・サウナ
映画館や一人カラオケよりも少しハードルが高くなりますが、
銭湯やサウナもソロ活におすすめです。
女性は分かりませんが、
男性は銭湯やサウナでおしゃべりをすることはあまりありません。
基本的に一人でゆっくりリラックスしますから、
友人などと行くのも一人で行くのもそれほど大きな違いは無いのです。
カップルで行く場合も、サウナや浴室に入っている時は一人になりますしね。
スーパー銭湯で食事をする場合は、
一人だと少し寂しく見えるので映画館や一人カラオケよりハードルが高くなります。
ソロキャンプ
銭湯やサウナよりもさらにハードルが上がりますが、
ソロ活の代名詞と言えば「ソロキャンプ」です。
キャンプ初心者がいきなりソロキャンプはハードルが高そうですが、
そもそもキャンプに正解なんてありません。
とりあえずネットでキャンプについて調べて、
必要そうなものをいくつか揃えてキャンプ場に行けば良いだけです。
最近はソロキャンプも認知されていますから、家族連れで行くようなキャンプ場で
ソロキャンプしていても奇異な目で見られることは無いです。
実際にやってみると「あれもあった方が良い」とか「こうした方が良い」
といったことが分かってきます。
回数を重ねるごとに充実度も増していきますから、
ソロキャンプは長く続けられるソロ活です。
動物園・水族館
ハードルが高そうで意外と高くないソロ活が「動物園・水族館」です。
どちらも家族連れやカップルなど複数人で行くイメージですが、
中に入ると各々好きに行動して出口で落ち合うといったことも少なくありません。
複数人で行っても中では一人で行動することも多いので、
動物園や水族館もソロ活としては意外とハードルは高くないのです。
動物園や水族館に一人で行くのは抵抗があるという場合は、
「カメラ」を持っていくと良いですよ。
特に一眼レフカメラを持っていると、
「カメラ好きが動物や魚を被写体に写真を撮りにきた」ように周りから見えます。
ソロ活で動物園や水族館を楽しみに来たようには見えないので、
カメラを持っているだけで少しハードルが下がるのです。
食事は行くお店によって難易度が変わる
ソロ活で出かけた場合は外で食事をすることになりますが、
一人での食事は行くお店によって難易度が変わります。
牛丼屋やラーメン屋、ファミレスであれば、
実際に一人で来店している人も多いので一人でも入りやすいです。
混雑していない時間帯であれば、回転寿司も比較的難易度が低いです。
反対に焼肉やしゃぶしゃぶ、鍋料理、フレンチなどのコース料理を出すお店は、
一人で行くにはかなりハードルが高くなります。
一人で食事をするのに慣れていない場合は、
牛丼屋やラーメン屋など一人でも違和感のないお店から始めると良いでしょう。
遊園地・テーマパーク
外に出かける系のソロ活としてもっとも難易度が高いのが
「遊園地・テーマパーク」です。
もちろん一人でも楽しいのですが、
遊園地やテーマパークは基本的に家族や友人、恋人と楽しむ場所です。
そのため一人だと浮きやすいですし、
アトラクションを利用する際に他のグループに入れられてしまう恐れがあります。
また園内のフードコートでは、
一人だと場所取りができないので座って食事できない恐れもあるのです。
アトラクションで他のグループに入れられても、座って食事できなくても楽しめる
強者以外はソロ活で遊園地やテーマパークは避けた方が良いかもしれません。
ソロ活にはメリットもデメリットもある
ソロ活のメリットとしては、「誰に気を遣うこともなく好きな時に好きなことを
好きなだけ楽しめること」が挙げられます。
家族や友人と行動する場合は、どうしても他の人の意向を取り入れなければ
ならず、自分の好きなようには動けません。
しかしソロ活だと一人ですから、自分の思い通りに行動することが可能です。
思い通りに動くことで新たな楽しみを発見できたりもします。
またソロ活で色々なことにチャレンジすることで、
話のタネが増えて交友関係が広がることもあります。
一人で好きなことをすることが友人を増やすことに繋がるのは不思議ですね。
反対にソロ活のデメリットとしては
・割高
・複数人で行動するのが面倒になる
といったことがあります。
特に外に出かける系のソロ活では食事代や移動費などお金がかかりますが、
複数人で出かける場合よりも一人だと割高になるケースが多いです。
また一人で好きなように行動することに慣れると、
他の人の意見を取り入れて動くのが面倒に感じられるようになってしまいます。
まとめ
我々アラフォーが若い時には一人で何かするのはハードルが高いことでしたが、
最近は一人で行動するハードルが下がっています。
ソロ活だからと言って特別なことをする必要はなく、
好きなことを一人で楽しんでみれば良いだけです。
仕事や家庭で色んな事に気を遣っている40代のおじさんにこそ、
一人で楽しめるソロ活はおすすめですよ。