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真面目に働くのがバカバカしいですか?

これまで真面目に一生懸命働いてきたけど、
ある日突然真面目に働くことがバカバカしいと感じるようになることがあります。

では、なぜ真面目に働くことがバカバカしいと感じてしまうのでしょうか、
真面目に働くのがバカバカしくなったらどうしたら良いのでしょうか?

真面目に働くのがバカバカしいと感じる原因

真面目に働くのがバカバカしいと感じる要因の1つとして、
「ちゃんと評価してもらえない」ことが挙げられます。

働きを正当に評価されて給料に反映されれば、
真面目に働くことがバカバカしいと感じることはありません。

真面目に働くことがバカバカしいと感じるのは、
自分の働きを上司がちゃんと評価してくれないからです。

しかも真面目に働く人は確実に業務をこなしてくれますから、
上司や同僚からすれば仕事を次々と任したくなります。

評価されず給料は上がらず、でも周りからは信頼されているので
仕事の量だけは増えていくので真面目に働くのがバカバカしくなるのです。

真面目なので、
任された仕事を期限内に終わらせるためには残業や休日出勤も厭いません。

ところが仕事を任せた上司や同僚は平気で定時に帰ったり、休日もしっかり
休んでいるのを見ると、余計に真面目に働くのがバカバカしくなります。

「真面目さ」よりも「要領の良さ」が評価される

真面目に働くのが評価されないだけならまだ良いですが、要領が良いだけの
同僚が自分より高い評価を受けるとさらに働くのがバカバカしくなります。

得意な仕事は率先してやるけれども苦手な仕事からは徹底的に逃げて
他の人に押し付ける、といった同僚が会社に1人ぐらいは居ます。

そういう人に限って、こちらに仕事を押し付けておいて手柄だけ持っていったり、
人の機嫌を取るのが上手くて上司に気に入られていたりするのです。

要領が良いだけでそれほど仕事をしていないのに高い評価を受けて、昇進・昇格
したり給料が上がったりするのを見ると真面目に働くのがバカバカしくなります。

他人の尻拭いをさせられる

真面目に働く人は、ミスした同僚の尻拭いをさせられることも多いです。

尻拭いをさせられるだけならまだしも、ミスの責任まで負わされることもあります。

同僚のミスの尻拭いをしたもののリカバリーしきれずに取引先を怒らせたら、
ミスしたことよりもリカバリーできなかったことを責められたりするのです。

不注意や確認不足など回避できるミスの尻拭いをさせられた上に
責任まで負わされると、誰でも働くのがバカバカしくなってしまいます。

真面目に働く人ほど同僚の尻拭いをさせられることが多く、それによって
理不尽に責任を負わされることも多いのでバカバカしく感じることも多いわけです。

バカバカしいと思いながら働き続けるデメリット

簡単に仕事を辞めるわけにはいきませんから、
真面目に働くことがバカバカしいと思いながらも働き続けているケースも多いです。

しかしバカバカしいと思いながら働き続けることにはデメリットもあります。

1つは「昇進・昇格ができずに給料が上がらない」ことです。

真面目に働く人には次々と仕事が回ってきますが、
便利屋扱いされているので重要度の高くない仕事ばかりとなります。

重要度の高くない仕事をいくらこなしても高い評価は得られませんから、
バカバカしいと思いながら真面目に働いても昇進・昇格には繋がりません。

昇進・昇格できないと給料も上がらないので、今の給料のままで
重要度の高くない仕事を次から次へと任されるだけになってしまうのです。

実績とスキルを積めずにキャリアが停滞する

バカバカしいと思いながら真面目に働き続けていても、
実績とスキルは積めずにキャリアが停滞してしまいます。

重要度の高くない仕事ばかりやっていても実績になりませんし、
高度なビジネススキルも身に付きません。

本来であれば、少しずつ任せられる仕事の重要度が高くなっていくことで、
実績が作れてスキルも身に付けられます。

実績を積んでスキルを身に付けることで昇進・昇格のチャンスが広がりますし、
転職するにも有利です。

しかし重要度の高くない仕事ばかりだと実績は積めずスキルも身に付かずで、
昇進・昇格はできませんし転職にもプラスになりません。

キャリアが停滞したまま年齢だけを重ねることになるため、
転職しようにも条件の良い転職先が見つからないことになってしまいます。

真面目に働くのがバカバカしくなって仕事で手を抜くとこうなる

真面目に働くのがバカバカしくなるとやる気を失い、
やる気を失うと仕事で手を抜くようになります。

根を詰めすぎずに適度の手を抜くのは良いですが、
手を抜きすぎると「評価を落とす」ことになってしまうのです。

ただでさえ真面目に働いていたことを評価されていないのに、
手を抜くことで評価を落とすと最悪の場合は解雇される恐れもあります。

解雇まで行かなくても、
評価を落とすことで現状よりもさらに重要度の低い仕事しか任されません。

最終的には「資料整理」など本当にどうでも良い仕事しか任されなくなり、
会社からは「いつ辞めてもらっても良い」と思われるようになってしまいます。

こうなってからいくら頑張っても評価を上げることはできませんし、
給料が上がることもありません。

実績もスキルも無くキャリアが停滞していますから、
転職しようにも条件の良い仕事は見つかりません。

転職することも辞めることもできずに、
頑張っても評価されることのない仕事を続けるのは辛いものです。

真面目に働くのがバカバカしくなったら真面目に働く?

真面目に働くのがバカバカしくなったら、
より真面目に働いてみるのも1つの方法です。

上司や同僚に認められたい、昇進・昇格して給料を増やしたいと思っているから、
真面目に働いても評価されない現状がバカバカしくなります。

評価されることや昇進・昇格することを目的とするのではなく、
「楽しく働くこと」を目的にするのです。

私は以前友人から山登りに誘われ、まったく興味が無かったのですが
誘われるままに友人と山登りをしたことがあります。

山登りは初めてまったく興味はありませんでしたが、友人に助けられながらも
一生懸命山を登っていると途中で「楽しい」と感じてきました。

バカバカしいと思いながら登っていたら楽しいと感じることはなく、
一生懸命登ったからこそ楽しいと感じたのです。

仕事も同じでバカバカしいと思って取り組んでいても苦しいだけで、
ミスも出ますし成果も上がりません。

しかし一生懸命真面目に仕事に取り組んでいれば、
どこかに「楽しさ」を感じられるようになるはずです。
(私は仕事ではその域に達していませんが・・・)

楽しさを感じられないまでも、
真面目に取り組んでいると仕事が楽に感じるようにはなります。

どうせ同じ量の仕事をしなければいけないので、ダラダラ時間をかけてやるよりも
真面目にテキパキやった方が時間に余裕ができます。

真面目にテキパキやれば残業も休日出勤もしなくて済みますから、
より多くの時間を自分のために使えるようになるのです。

プライベートが充実すれば仕事も楽しくなるので、
バカバカしいと思ったらより真面目に働いて「仕事の楽しさ」を見つけましょう。

昇進・昇格して職場環境を変える

真面目に働くのがバカバカしいと感じてもやる気を失うのではなく、
「自分がこの環境を変えてやろう」とやる気を出すのです。

映画も大ヒットした刑事ドラマのあるキャラクターが
「正しいことをしたかったら偉くなれ」という名言を残しています。
(https://ozeki.co/n/na4ed0fc44c08)

大抵の人は現在の環境が変わらないことを嘆くだけで、
自分で変えようとはしません。

例えば国会議員の不正が明るみに出ても、
 ・だから日本の政治はダメなんだ
 ・こんな人に国を任せられない
 ・誰がやっても今よりマシだからすぐに辞めろ
と言うだけで、自分が国会議員になって国を変えるとは言いません。

しかし本当に現状を変えたいと思っているのであれば、
誰かが変えてくれるのを待つのではなく自分で変えるしかないのです。

現状では重要度の高くない仕事ばかり任されていても、
真面目に取り組んでテキパキとこなしていればいつかは評価される時が来ます。

評価されて昇進・昇格して部下を持つ立場になったら、
真面目に働くことがバカバカしくないように職場環境を変えれば良いのです。

部下を持つ立場になるには上司や同僚から評価されないといけません。

上司や同僚から評価されるためには、
重要度の高い仕事で成果を上げないといけません。

重要度の高い仕事で成果を上げるには、
まず現状で任されている重要度の高くない仕事で成果を上げる必要があります。

重要度が高くない仕事でも成果を上げるには手を抜かずに取り組まないと
いけませんから、今以上に真面目に働くことが求められるのです。

バカバカしいと思いながら真面目に働き続けるのもアリ

バカバカしいと思いながら、これからも真面目に働き続けるのも1つの選択肢で、
決して悪いことではありません。

生きていくためには働かないといけませんが、
価値観が多様化している現在では仕事だけが人生ではなくなっています。

仕事は仕事として割り切ってバカバカしいと思いながらも真面目に取り組み、
仕事以外のことに楽しみを見つけるのです。

家族との時間や趣味などを楽しむためのお金を稼ぐ手段として、
バカバカしい仕事に真面目に取り組むわけです。

プライベートが充実することでストレスや疲れが解消されて、
集中力がアップして仕事の効率が上がることがあります。

また心に余裕ができるので、周りとのコミュニケーションがスムーズになって
職場の人間関係が改善されるのです。

仕事の効率が上がって職場の人間関係が改善されれば、
自ずと評価されるようになります。

バカバカしいと思いながらもプライベートのために真面目に働くことが、
かえって評価が上がって昇進・昇格に繋がるかもしれません。

真面目に働くのがバカバカしいなら「ゆるリタイア」という選択も

真面目に働くのがバカバカしくなったら、「ゆるリタイア」という選択肢もあります。

いくら真面目に働くのがバカバカしいからと言っても、
生きていくためには会社を辞めるわけにはいきません。

だからと言って、バカバカしいと思っているのに真面目に働き続けるのはストレスで、
身体的にも精神的にも良いこととは言えないです。

そこで会社を辞めず、真面目にも働かず、
仕事一筋からちょっとだけリタイアするのです。

趣味を見つけるのも良いですし、
新NISAでハードルが下がった投資にチャレンジするのも悪くありません。

趣味と言っても大袈裟に考える必要はなく、
周りから見ると趣味と言えないようなことで大丈夫です。

例えば、子供の頃に集めたことがあるポテチのおまけのプロ野球カードを集める、
海岸や河原で気に入った石を集めるといったことで構いません。

自宅の近所を散歩するだけでも、
新しい発見があったりして思ったよりも気分転換になります。

真面目に働くのがバカバカしくなったら、とにかく仕事以外に没頭できることを
見つけてゆるくリタイアしてみるのも良いかもしれません。

まとめ

真面目に働くのがバカバカしくても会社は辞められないですし、
真面目に働き続けるのもキツイです。

紹介したような方法でもう1度仕事に対するモチベーションを上げるのも良いですし、
仕事一筋からちょっとリタイアするという選択肢もあります。

私個人としては、仕事からちょっとリタイアするのがおすすめです。

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