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WindowsよりもMacを進める人の理由とは?

私の知り合いにも仕事でプライベートで「Mac」を使っている人が居て、
やたらと「WindowsよりMacが良い」と言ってきます。

PCにそれほど詳しくない私はどちらが良いかわかりませんが、
WindowsよりもMacを進める人の理由とは何なのでしょうか?

WindowsよりもMacを進める人の理由とは?

私のようにPCに詳しくない人にMacユーザーがMacを進める時には、
必ずと言って良いほど「ビジュアルの良さ」をアピールしてきます。

一般的にMacはWindowsPCよりもデザイン性が高く、
持っているだけでもお洒落で様になると言われています。

確かに数年前までは、Windows搭載のデスクトップPC・ノートPCよりも
Macの方がデザイン性が優れていました。

私が若い頃には、「Macを使っている」というだけで
お洒落なPC上級者扱いされている友人も居ました。

ただ最近はWindows搭載PCもデザイン性が向上しており、
デスクトップでもノートでもMacに引けを取らないほどお洒落になっています。

ノートPCの場合、薄型軽量なのはもちろんカラーバリエーションも豊富ですし、
天板に様々なデザインが施されている機種もあります。
(https://www.yrpc.org/osusume-note-pc/%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%83%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/)

デスクトップPCも、
スケルトンでLED装飾が付いている派手なものなどデザインは多様です。
(https://pc-bto.net/wp-content/uploads/2019/04/11_pc-case-thermaltake-view-71-tg-rgb.jpg)

MacはAppleしか作っていませんが、
Windows搭載のPCは色んなメーカーが作っています。

武骨でシンプルなデザインの機種から
装飾ゴテゴテのド派手なデザインの機種まで、選択肢の幅が広いです。

むしろ自分の気に入ったデザインのPCが欲しいなら、
MacよりWindowsで探した方が見つかりやすいのではないでしょうか。

Macは初心者向け?

「パソコンを初めて購入するような初心者にはMacが絶対おすすめ」、
Macユーザーの常套句です。

Macを含めたApple製品はシンプルさを追及しており、
「使いやすさ」の点においては他メーカーの製品より優れていると言えます。

と言ってもWindowsPCも最近は操作がシンプルになってきており、
スマホのようにディスプレイをタッチして操作する機種も出てきています。

Macにもタッチ操作ができる機種はありますが、
Macのタッチ機能はあまり感度が良くないという評判です。

「タッチ操作したいならiPadを使えば良い」という考え方のようで、
Macのタッチ機能が使いやすくなることは当分なさそうです。

Macが初心者向けというのも数年前までの話で、
ここ最近はWindowsPCでも初心者が使い方に困ることはほとんどありません。

初心者向けに使い方を紹介するサイトはWindowsの方が多い

初心者がパソコンの使い方で分からないことがある時はネットで調べますが、
初心者向けに使い方を紹介しているサイトはWindowsの方が多いです。

Googleで「Windows 使い方 初心者」と検索すると、
2024年5月現在で約1900万件ヒットします。

「Mac 使い方 初心者」とGoogleで検索してヒットするサイト数は、
2024年5月現在で約1260万件です。

やはりWindowsユーザーの方が数が多いですから、
初心者向けに使い方を紹介するサイトも多くなります。

Macの方が使いやすいかもしれませんが、
Windowsの方が使い方に関する情報を得やすいので困ることも少ないです。

また知り合いなど周りでもMacよりWindowsを使っている人が多いでしょうから、
知り合いなどにアドバイスを求めやすいのもWindowsです。

Macは購入ミスが少ない?

Macユーザーの中には「Macは購入ミスが少ない」とアピールしてくる人も居ます。

Macは高スペックで、最新型を購入すれば「スペック不足でやりたいことが
できない」といったことになる心配がないとのことです。

言っていることは間違いではありませんが、
Macと同価格帯のWindowsPCでも同じことが言えます。

例えば
 ・14型ディスプレイ
 ・メモリ 16GB
 ・ストレージ 512GB
で、CPUにM3チップ搭載のMacBook Proは約28万円です。

M3チップと同程度のベンチマークスコアのCPUを搭載したWindowsPCは、
15万円台で購入できます。

30万円近く出せばより高性能なWindowsPCが購入できますから、
同じ価格帯であればWindowsPCでも購入ミスは起こりにくいです。

Macはクリエイター向け?

MacユーザーがMacを進めてくる理由の1つとして、
「クリエイター向けの高機能であること」が挙げられます。

一般的には「ビジネスはWindows、クリエイティブはMac」と言われていますが、
これは一昔前の常識です。

かつては、パソコンでクリエイティブな作業をするには専用ソフトが必要でした。

AppleはソフトメーカーであるAdobe社と関わりが深かったことから、
Mac専用のクリエイティブソフトが豊富でした。

そのため多くのクリエイターがMacを使っており、
「クリエイティブはMac」というイメージが定着したのです。

しかし最近は、特定のプラットフォームでしか使用できないシステムやサービスは
避けられる傾向が強くなっています。

Windowsでも使えるクリエイティブソフトやブラウザ上で使える
クリエイティブ関連のサービスが増えています。

WindowsとMacで「できることの差」が縮まっており、
必ずしもWindowsよりMacの方がクリエイター向けとは言えなくなっているのです。

趣味で動画や画像の編集をするだけなら、
むしろWindowsの方が一定以上の機能が無料で使えるソフトは多いぐらいです。

iPhoneなど他のApple製品と簡単に連携できる

私もiPhoneユーザーですが、
MacはiPhoneと簡単に連携できる点をMacユーザーはアピールしてきます。

同じAppleが作っている製品ですから、iPhoneだけでなくAppleWatchやiPad、
AirDropなどとMacは簡単に連携できます。

しかしパソコンもiPhoneも十分に使いこなし切れていない私からすると、
「それの何がメリット?」と思ってしまうのです。

私はAppleWatchもiPadも使っていませんし、
何ならアプリを使ってiPhoneとWindowsPCでデータを共有しています。
(https://support.apple.com/ja-jp/guide/devices-windows/mchlde9a31f1/windows)

身の回りをApple製品で固めているなら、
機器同士の連携が簡単にできることはメリットかもしれません。

でも私は、機器同士を簡単に連携するためだけに
身の回りをApple製品で固めたいとは思わないです。

MacでWindowsが使える

Macに標準搭載されている「BootCamp」という機能を使うと、
MacにWindowsOSがインストールできます。
(https://support.apple.com/ja-jp/102622)

WindowsPCにMacOSはインストールできませんから、
MacならMacOSもWindowsOSも両方使えてお得というわけです。

ただこれもパソコンを十分に使いこなせていない私に言わせると、
「だから何?」としか思いません。

先にも書いたように、MacとWindowsでできることの差が縮まっており、
どちらかでしかできないことはそれほど多くないです。

仕事ならともかくプライベートでパソコンを使うのに、
MacでないとダメとかWindowsでないとダメといったことはありません。

また2024年5月現在、
BootCampはWindows11未対応でMacにインストールできるのはWindows10です。

Windows10はサポート期間終了が迫ってきており、
Windowsユーザーの多くはすでにWindows11に乗り換えています。

そんな中で「MacでWindows10が使える」と言われても、
Windowsユーザーには大きなメリットにはならないのです。

トラックパッドやキーボードが使いやすい

MacユーザーがMacを進める理由として「トラックパッドやキーボードが
使いやすい」ということも挙げてきます。

トラックパッドはノートPCのキーボード手前側に付いていて、
タッチでカーソルを動かしたりクリックなどの操作ができる装置のことです。

確かにトラックパッドはWindowsPCよりMacの方が優れており、
私も実際にMacをトラックパッドを使わせてもらいましたが使いやすかったです。

ただ、私はキーボード操作の際にトラックパッドに手が当たって
カーソルが勝手に動くのがイヤで、トラックパッド機能をOFFにしています。

外出時でもマウスを常備しないといけないのは少し不便ですが、トラックパッドの
使いやすさがパソコン選択で有利になることは私個人としてはないです。

キーボードはMacの方がキーの沈み込みが浅いので、
WindowsPCほど力を入れなくてもキー入力できます。

しかしキーの沈み込みが浅いのが使いやすさに繋がるとは限らず、
沈み込みが浅いことでかえって使いにくいと感じることもあります。

キーボードの打鍵感については好みの問題が大きく、
実際に触ってみて使いやすい方を選ぶのが良いですよ。

Macはバッテリー駆動時間が長い

特にノート型のMacBookは、
WindowsノートPCよりもバッテリーの駆動時間が長くなっています。

MacBookの駆動時間は最大で18~22時間ですが、
一般的なWindowsノートPCの駆動時間は最大でも10時間程度です。

MacBookをフル充電しておけば、
丸1日外で作業をしてもバッテリーが切れる心配がありません。

WindowsノートPCの場合は、
丸1日外で作業する場合には電源かモバイルバッテリーが無いと心配です。

駆動時間が長ければ充電回数も少なくて済むので、電気代の節約にもなりますし、
バッテリーが劣化しにくくPC買い替えのサイクルも長くなります。

私のように外でノートPCを使うことがほとんどない人にはメリットとなりませんが、
外でノートPCを使う人にとっては駆動時間が長いのは大きなメリットです。

買取価格が高い

MacはWindowsPCに比べて買取価格が高く、
結果的にPCを買い替える費用が抑えられるというメリットがあります。

Apple製品はセール対象になることが少なく価格が下がりにくいため、
中古品の価値も高く買取価格も高くなるケースが多いです。

例えば、14型ディスプレイのMacBook Proの2023年モデルだと高いものは
30万円以上で買い取ってもらえることもあります。
(https://k-tai-iosys.com/pricelist/notepc/macbook/)

WindowsノートPCの場合は、
2024年モデルでも買取価格が20万円を超えることはほとんどありません。
(https://raku-uru.sofmap.com/search/product_list.aspx?gid=009010010010&styp=p_srt&order_by=DATE_DESC&dispcnt=24)

さすがにMacでも古いモデルは30万円で買い取ってもらえませんが、
数万円程度の買取価格が付く可能性はあります。

古いMacを買取代金を購入費用に充てれば、
新しいMacが安く買えるというわけです。

WindowsノートPCは古いモデルだと買い取りしてもらえないことも多く、
古いノートPCの買取代金を新しいノートPCの購入費用に充てることは難しいです。

私はPCも壊れる寸前まで使い倒すタイプですが、ある程度早いサイクルで
PCを買い替える人には買取価格が高いのは大きなメリットとなります。

まとめ

WindowsよりもMacを進める人の理由をいくつか紹介しましたが、私個人としては
WindowsよりもMacを選ぶ決め手になりうるものはありませんでした。

最近はMacとWindowsでできることの差が縮まっており、
MacでしかできないことやWindowsでしかできないことは少なくなっています。

どちらが良い、どちらが優れているではなく、実際に触ってみて
自分が使いやすいと思う方を購入すれば良いのではないでしょうか。

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