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アンドロイドからiPhoneに乗り換えると後悔する?

こないだ仕事先の人が、「スマホをアンドロイドからiPhoneに替えて後悔してる」
と話しているのを聞きました。

私もアンドロイドからiPhoneに替えたクチで特に後悔したことはないですが、
アンドロイドからiPhoneでどういったことを後悔しているのでしょうか?

アンドロイドからiPhoneに替えて後悔すること

スマホをアンドロイドからiPhoneに替えて後悔することとしてよく聞くのが、
「端末代が高い」ことです。

iPhoneのメーカーはAppleのみなのに対して、
アンドロイドには複数のメーカーがあります。

メーカーによって
 ・高機能高価格のハイエンドモデル
 ・中機能中価格のミドルレンジモデル
 ・低機能低価格のエントリーモデル
といったように、機能ごとに価格帯の違うモデルが発売されているのです。

例えばiPhoneをキャリアで購入すると、一番安い「iPhoneSE(第三世代)」でも
6~7万円、最新の「iPhone15 Pro Max」だと20万円以上します。
(https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/iphone/fee/)

ちなみに私の仕事先の人は、
「妻と子供がiPhoneを買い替えて20万円吹っ飛んだ」と話していました。

アンドロイドを同じようにキャリアで購入する場合、
最新でもっとも高価格帯のGalaxyやGooglePixelでも15~16万円です。

型落ちや機能を絞った機種になると、1万円台から購入することもできます。
(https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/price/index.html?sort=3&category=033)

安いものだと1万円台のアンドロイドから安くても6~7万円するiPhoneに替えると、
機種変更にお金がかかって後悔するというわけです。

アンドロイドからiPhoneに移せないデータがある

私がアンドロイドからiPhoneに替えて、
後悔したと言うよりも困ったのが「データ移行」の問題ですね。

単純にアンドロイドとiPhoneでは、スマホの基本ソフト(OS)が違うので
データを移すのに多少の手間がかかります。

アンドロイドからアンドロイドは、端末同士をBluetooth接続して
旧端末と新端末でちょちょっと操作すればすべてのデータが移行できます。

アンドロイドからiPhoneへのデータ移行も
 ・Move to iOS(https://support.apple.com/ja-jp/1186700)
 ・Yahoo!かんたんバックアップ
(https://info-box.yahoo.co.jp/promotion/kantanapps/backup.html)
 ・JSバックアップ
(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.johospace.backup&hl=ja&gl=US)
などのアプリを使うことで比較的簡単にできるようになっています。

ただアンドロイド同士はアプリが無くてもできますから、
アプリが必要な分だけアンドロイドからiPhoneへのデータ移行は少し面倒です。

と言ってもデータ移行の手間は小さな問題で、
より大きな問題は「すべてのデータが移行できないこと」にあります。

写真や動画、連絡先、アプリデータ、メッセージ履歴などは移行できますが、
LINEの一部データが移行できません。

また「WAONモバイル」や「楽天Edyアプリ」など、一部電子マネーの残高を
アンドロイドからiPhoneに移すことができなくなっています。

多少手間がかかってもすべてのデータが移行できれば問題ないですが、
一部データが移行できないとなると後悔する気持ちも分かりますね。

アンドロイドからiPhoneに替えることで使えなくなるアプリもある

アンドロイドからiPhoneに替えたことを後悔する理由の1つとして挙げられるのが、
「アプリが使えなくなること」です。

多くのアプリがアンドロイド・iPhoneの両方でリリースされていますが、
中にはアンドロイドのみ・iPhoneのみでしか提供されていないアプリもあります。

アンドロイドはオープンソースでアプリの審査も比較的緩く、
GooglePlay以外からもダウンロード可能です。

iPhoneは、ヨーロッパではAppStore以外からもアプリがダウンロードできるように
なっていますが、日本ではAppStore以外からのダウンロードはできません。
(https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2403/13/news092.html)

AppStore経由でないとダウンロードできないので審査は厳しいものの、
アプリの数や種類はアンドロイドよりも限られてしまっています。

メジャーなアプリなら大丈夫ですが、少しニッチなアプリをアンドロイドで
使っているとiPhoneに替えることで使えなくなる可能性が高いです。

愛用していたアプリが使えなくなると不便ですから、
アンドロイドからiPhoneに替えたことを後悔するのです。

SDカードが使えない

アンドロイドユーザーがiPhoneに替えて不便に感じることとしては、
「SDカードが使えない」ことも挙げられます。

アンドロイドの本体ストレージは機種によって違いますが、
64~256GBが一般的です。

SDカードを使うことで、2020年までに発売された機種は最大512GB、
2021年以降発売の機種は最大1TBまでストレージを増やせます。

アンドロイドに挿入できるSDカードは1枚ですが入れ替えできますから、
実質的にアンドロイドではストレージを無限に増やすことも可能です。

iPhoneは本体ストレージが最新の15だと最大1TBとアンドロイドより大きいものの、
SDカードは使えずストレージの拡張ができません。

写真をそれほど撮らない、動画もそれほどダウンロードしないといった私のような
使い方であれば、ストレージの拡張ができなくてもそれほど困らないです。

しかし写真をたくさん撮る、動画もたくさんダウンロードしたいという人にとっては、
SDカードでストレージが拡張できないのは不便です。

2つのアプリを同時に使用できない

アンドロイドでは2つのアプリを同時に使用する「マルチウィンドウ」が可能ですが、
iPhoneではマルチウィンドウはできません。

動画を再生したままメールをチェックしたり、
Googleで調べ物をしたりといったことがアンドロイドではできます。

私はマルチウィンドウを知らなかったので問題ないものの、
マルチウィンドウを使いこなしている人がiPhoneに替えると不便に感じるでしょうね。

厳密に言うと、iPhoneでも「ピクチャインピクチャ」という機能を使うことで
2つのアプリを同時に使うことは可能です。
(https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphcc3587b5d/ios)

ただピクチャインピクチャはアンドロイドでも使えますし、
ピクチャインピクチャに対応しているアプリが限られています。

すべてのアプリでピクチャインピクチャが使えるわけではないので、
アンドロイドのマルチウィンドウに比べると使い勝手が良くありません。

有線イヤホンが使えない

私がiPhoneを使っていて少し不便だと感じるのは
「有線イヤホンが使えない」ことです。

厳密に言うとiPhoneでも有線イヤホンは使えますが、
ライトニング端子に対応したイヤホンか変換アダプタが必要となります。

ただiPhoneで有線イヤホンを使うとライトニング端子が塞がってしまうので、
充電できなくなります。

「ワイヤレスイヤホン使えば良いじゃん」と思うかもしれませんが、
有線イヤホンは充電不要で使いたい時に使える上に長時間使用も可能です。

私は有線イヤホンとワイヤレスイヤホンを併用しており、アンドロイドからiPhoneに
替えた時に有線イヤホンも買い替えないといけなかったのは少し不便でした。

iPhoneにはアンドロイドにないメリットもある

アンドロイドからiPhoneに替えて後悔することもあるかもしれませんが、
替えて良かったと感じる部分ももちろんあります。

iPhoneの大きなメリットの1つとして挙げられるのが「安全性の高さ」です。

iPhoneを作っているのはAppleのみで、
アプリもAppleの審査をパスしないとリリースできません。

GooglePlay以外からでもアプリがダウンロードできるアンドロイドよりも
セキュリティ性能が高いです。

バックドアなど不正なシステムが組み込まれたアプリを
ダウンロードしてしまうことは、iPhoneではほとんどありません。

またiPhone自体のセキュリティ性能が高いので、
別途セキュリティソフトを使わなくても大丈夫です。

アンドロイドもセキュリティソフト無しで使えますが、
セキュリティソフトを使った方が安全です。

特に初めてスマホを使う場合や子供にスマホを持たせる場合などは、
安全性の高いiPhoneをおすすめします。

機種変更しても使い方が変わらない

iPhoneは全機種通して基本的な使い方が同じなので、
機種変更しても使い方で困ることがありません。

アンドロイドは色んなメーカーが作っているため、
メーカーを跨いで機種変更すると使い方が大きく変わってしまうことがあります。

機種変更のたびに一から使い方を覚え直さなければならず、
使い慣れた頃にまた機種変更となるケースもあるのです。

もちろんアンドロイドでも同じメーカーのものに機種変更すれば良いのですが、
そうすると選べる機種が限られてしまいます。

iPhoneは操作性がシンプル

iPhoneはアンドロイドに比べて操作性がシンプルなのも特徴です。

アンドロイドからiPhoneに替えた直後は、
操作性の違いから使いにくさを感じることもあります。

しかしアンドロイドよりも直感的に使えるので、
使い方をすぐに覚えられて使い慣れるのも早いです。

私が最初に使ったスマホはアンドロイドでしたが、ガラケーがスマホに変わった
ことに加えて操作性が少し複雑だったので使い方を覚えるのに苦労しました。

アンドロイドからiPhoneに替えた時も使い方の違いに少し戸惑いましたが、
初めてアンドロイドを使った時よりは早く使い方を覚えられました。
(アンドロイドでスマホに慣れていたこともありますが・・・)

アンドロイドが少し使いにくいと感じている人も、
iPhoneに替えると使いやすくなってスマホを使うのが楽しくなるかもしれませんよ。

買取価格が高い

アンドロイドよりもiPhoneを使うメリットとしては、
「買取価格が高い」ことも挙げられます。

iPhoneは14以降なら10万円以上で買い取ってもらえる可能性が高く、
2021年発売の13でも8万円以上の買取価格となっています。(https://k-tai-iosys.com/pricelist/smartphone/iphone/)

アンドロイドの代表格であるGalaxyは、
最新のハイエンドモデルなら15万円以上で買い取ってもらえます。

ところがミドルレンジクラスだと最新機種でも5万円台、
エントリークラスだと1万円台となってしまうこともあるのです。
(https://k-tai-iosys.com/pricelist/smartphone/galaxy/)

私のようにバッテリーがヘタるまで使い倒すタイプは、
買取価格が高くても安くても関係ありません。

しかし短期間でスマホを買い替える人は、
新しい機種をお得に買えるので買取価格は高い方が良いです。

1~2年のサイクルで買い替える人にとっては、
iPhoneの買取価格の高さは大きなメリットとなります。

まとめ

アンドロイドからiPhoneに替えて後悔することや
アンドロイドにはないiPhoneのメリットをいくつか紹介しました。

両方使ったことがある私に言わせると、
アンドロイドにもiPhoneにもそれぞれ違った良さがあります。

個人的に使いやすい使いにくいはありますが、
絶対的にアンドロイドが良い、iPhoneが良いということはありません。

替えた当初は後悔することもあるかもしれないですが、
使い慣れてくれば後悔の念も薄れていきます。

どちらか一方に限定せずに、アンドロイドからiPhone、iPhoneからアンドロイドへの
乗り換えも検討すればスマホの選択肢が増えますよ。

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