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Amazonプライムの無料体験に潜む罠

日本でも「サブスクリプション(サブスク)」が一般的となっており、
そのサブスクの代表格の1つが「Amazonプライム」です。

Amazonプライムでは無料体験が利用できるのですが、
実はAmazonプライムの無料体験には罠とも言える注意点がいくつかあるのです。

Amazonプライムってどんなサービス?

Amazonプライム無料体験の注意点の前に、
そもそもAmazonプライムがどういうサービスなのかを紹介しておきましょう。

Amazonプライムに加入すると
 ・お急ぎ便、日時指定便の送料無料
 ・プライムビデオ(映画、アニメなど1万点以上の映像作品見放題)
 ・プライムミュージック(200万曲以上聞き放題)
 ・プライムリーディング(1000冊以上の電子書籍読み放題)
 ・アマゾンフォト(容量無制限の画像ストレージ)
 ・会員限定セール、先行タイムセール(タイムセールが30分早く利用可能)
などの特典が月額600円(年額5,900円)ですべて利用できます。
(https://www.amazon.co.jp/amazonprime?&linkCode=sl2&tag=rikutaro805b-22&linkId=3c5d617ea2335061f52b5b37ca1f7f84&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl)

他のサブスクサービスだと、映像作品見放題や音楽聞き放題だけでも
月額1,000円ぐらいしますから、Amazonプライムはかなりお得です。

無料体験であれば、
通常月額600円かかるところ無料で上記の特典がすべて利用できます。

Amazonプライム無料体験の罠とも言える注意点とは?

Amazonプライムの無料体験には、
「罠」とも言われている注意しなければならない点がいくつかあります。

1つは「無料期間が終了すると自動的に有料会員へと移行すること」です。

無料体験から有料会員への自動移行は他のサブスクサービスでも同じで、
これだけをもって罠と言われているわけではありません。

Amazonプライムの無料体験が罠と言われるのは、
「有料会員に移行する際に何のお知らせも無いから」なのです。

他のサブスクサービスで無料体験を利用すると、「○月○日に有料会員に
移行します」などと事前にお知らせのメールが送られてきます。

このお知らせメールで無料体験の利用を思い出して、
不要なら解約して有料会員に移行せずに済みます。

ところがAmazonプライムの無料体験では、
事前に有料会員への移行を知らせるメールは送られてきません。

Amazonプライムの無料体験を利用していることを忘れていると、知らない内に
有料会員に移行して知らない内に料金を支払わされることになるのです。

実際、知らない内に有料会員に移行してしばらくAmazonプライムの料金を
払い続けていたという人も居ます。

無料体験の期間は30日

Amazonプライムの無料体験でもう1つ罠と言われているのが「30日間」という
期間です。

一般的にサブスクサービスの無料体験期間は2週間や1か月が多いですが、
Amazonプライムは30日間となっています。

これの何が罠かと言うと、「30日間を1か月と勘違いしてしまうケースがある」
ということです。

サブスクサービスで「無料体験1か月」となると、
一般的には「31日間」利用できることになっています。

Amazonプライムの無料体験期間を1か月と勘違いしてギリギリまで解約しないと、
31日目に有料会員に移行してしまうわけです。

これも事前に有料会員への移行を知らせるメールが来ないのが原因で、
期限を1日勘違いしたことで1か月分の料金を支払うことになってしまいます。

3月31日とか4月1日とかキリの良い日に利用開始すればわかりやすいですが、
月途中の加入だと終了日時がわかりにくいので注意が必要です。

無料体験の利用には料金支払方法の登録が必要

Amazonプライムの無料体験を利用するハードルを上げる罠として、
「料金支払方法の登録が必要」なことが挙げられます。

Amazonの会員になるだけなら、買い物のたびに支払方法を選択すれば良いので、
事前に支払方法を登録する必要はないです。

しかしAmazonプライムの利用には料金支払方法の登録が必要で、
登録しないと無料体験も利用できません。

Amazonプライムの料金支払方法として選択できるのは
 ・クレジットカード
 ・デビットカード
 ・プリペイドカード
 ・スマホのキャリア決済
 ・ペイディ
となっています。

キャッシュレス決済が一般的になってきているとは言え、
現金派の人はまだまだ少なくありません。
(私の友人はガチガチの現金派)

現金派でなくても、通販サイトにクレジットカードやスマホの情報を登録するのが
イヤという人も一定数居ます。

試しに無料体験を利用してみようと思っても、
支払方法の登録が必要なので断念するといったケースも少なからずあります。

支払方法をAmazonギフトカードにすると即課金

Amazonプライムの支払方法としてもう1つ「Amazonギフトカード」が使えますが、
Amazonギフトカードを選択すると即課金されてしまうのも罠です。

AmazonギフトカードでAmazonプライムは利用できますが、
Amazonプライムの無料体験は利用できないのです。

Amazonギフトカードは何かの特典で貰えますし、実際にAmazonに登録した
ギフトカードが使わないまま残っているケースもあります。

使わないまま残っているギフトカードを使ってAmazonプライムに加入すると、
無料体験を経ずに即課金されてしまうので注意してください。

プライムビデオが見放題じゃない!?

Amazonプライム無料体験の罠としてよく言われるのが、
「プライムビデオが見放題じゃないこと」です。

Amazonプライムに加入するとプライムビデオが見放題になるのですが、
プライムビデオに公開されている作品がすべて見放題になるわけじゃありません。

プライムビデオには、見放題の対象となっている作品と料金を払って
レンタルや購入が必要な作品があります。

プライム会員は見放題対象作品はもちろん見放題ですが、
レンタルや購入の対象作品は別途料金を払わないと見られません。

最新作や話題作はレンタルや購入の対象になっていることも多く、
見たい作品が見放題になっていないこともあるのです。

ちなみにレンタルの料金は1本100~500円程度、購入は1本数千円ですから、
レンタルサイトの料金と大きな違いはありません。

お目当ての作品が無料で見られると思って無料体験を利用したのに、
レンタルや購入が必要で無料では見られなかったとなることも十分に考えられます。

その上、無料体験の解約を忘れて
1か月後にプライム会員の料金が発生となったら目も当てられません。

学生にはもっとお得なサービスがある

学生でAmazonプライムを利用している人も多いかと思いますが、
学生にとってはAmazonプライムの利用自体が罠となっています。

実はAmazonには学生向けの「プライムスチューデント」というサービスがあり、
これがAmazonプライムより断然お得なのです。

Amazonプライムは月額600円、年額5,900円ですが、プライムスチューデントは
月額300円、年額2,950円とAmazonプライムの半額で利用できます。

またプライムスチューデントでも無料体験が利用できるようになっており、
その無料期間は何と6か月となっています。

料金が半額、無料期間が6倍だからと言って特典がショボくなるわけではなく、
扱いは一般のプライム会員と全く同じです。

プライムスチューデントの存在を知らずにAmazonプライムを利用している学生に
とっては、まさにAmazonプライム自体が罠と言えるのです。

ちなみにプライムスチューデントが利用できるのは
 ・大学
 ・大学院
 ・短大
 ・専門学校
 ・高専
の学生で、高校生は対象外となっています。

プライム会員は会員以外に2人まで特典が使える「家族会員」が利用できますが、
プライムスチューデントでは家族会員は利用できません。

Amazonプライム無料体験は何度でも利用できる?

Amazonプライムの無料体験は一度限りではなく、
複数回利用することも可能となっている点も罠と言えば罠です。

かく言う私も、現在はプライム会員ですが、
加入前に2回無料体験を利用していたことがあります。

中には、2回どころか3回4回、7回無料体験を利用したという人も居ます。
(https://twitter.com/flyaway/status/1213997194442706945?ref_src=twsrc%5Etfw)

詳細な条件はわかっていないものの、無料体験が複数回利用できるのは
裏技的なことではなく公式に認められた「仕様」です。

私の場合は、1度目の無料体験終了から半年ほど経過したら買い物の際に
無料体験の表示が出たので試しにポチったら2回目が利用できました。

前回の無料体験終了から1か月という人も居れば、
数日後や翌日に利用できたというケースもあるようです。

1回しか無料体験が利用できないと思って、たまにしか使わないけど
プライム会員になったという人には複数回利用できる仕様は罠ですね。

Amazonプライム無料体験の罠を回避するには

Amazonプライム無料体験の最大の罠である
「お知らせなしに有料会員への移行」は回避することができます。

まず無料体験の利用を開始したら、すぐに無料体験の終了日をチェックしましょう。

Amazonの会員ページにログインして、
画面右上の「アカウント&リスト」から「アカウントサービス」にアクセスします。

アカウントサービスのページ内右上にある「プライム」へ進むと、
画面上部にAmazonプライム無料体験の終了日が表示されています。

無料期間の終了日をカレンダーにメモしておくなり、スマホのリマインダーに
設定しておけば、知らない内に有料会員へ移行する罠の回避が可能です。

Amazonの通知機能を使えばより確実

カレンダーのメモやスマホのリマインダーに加えて、
Amazonの通知機能も使っておけばより確実に罠を回避できます。

無料体験の終了日を確認する時の同様に、
Amazonにログインして「プライム」のページに進んでください。

プライムのページで「更新前にお知らせを受ける」をクリックすると、「期間が
終了する3日前に(メールアドレス)にEメールが送られます」と表示されます。

これでAmazonプライム無料体験の終了日3日前に、
無料体験終了を知らせるメールが届くようになります。

3日前にメールが来れば、カレンダーにメモしたことやスマホのリマインダー設定
したことを思い出せるので無料期間内の解約が可能です。

まとめ

Amazonプライムの無料体験には罠とも言われるいくつかの注意点があります。

ただ、他のサブスクサービスに比べて多少不親切な点はあるものの、
ユーザー側が注意していれば回避できる罠ばかりです。

有料会員へ移行する罠を回避できなかったとしても課金額600円と傷は浅いので、
興味がある人はぜひAmazonプライム無料体験を利用してみてください。

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