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Koeni(コーニック)はどこの国のメーカー?日本じゃ使えない?

先日ヨーロッパに旅行に行った友人から、
現地で「Koenic(コーニック)」というブランドの家電を見つけたという話を聞きました。

日本で馴染みのないブランドやメーカーを聞くと居ても立っても居られないので、
早速Koenicについて調べてみました。

目次

Koenicはどこの国のメーカー?

「Koenic(コーニック)」は、家電メーカーではなくドイツの家電ブランドです。(https://www.koenic-online.com/en/)

ちなみにKoenicの読み方を「コーニック」としていますが、
「ケーニック」や「ケーニッチ」の方がドイツ語の発音に近いみたいですね。

ドイツの大手家電量販店である「MediaMarkt」と「Saturn」の
オリジナルブランドとなっています。

日本の大手家電量販店も、ヤマダデンキが「HARB Relax」、ビックカメラが
「OriginalBasic」といったオリジナルの家電ブランドを持っています。

家電量販店のオリジナルブランドなので、
高級志向というよりはリーズナブルで使いやすい家電といったイメージです。

ドイツ国内だけでなくヨーロッパ全土でブランド展開しており、
ヨーロッパではそれなりの知名度と人気があるようです。

MediaMarktとSaturn

KoenicはMediaMarktとSaturnのオリジナル家電ブランドですが、
2つの家電量販店のオリジナルブランドって何かおかしな感じがしますよね。

元々はMediaMarktとSaturnは別々の家電量販店で1990年に合併、
MediaMarktもSaturnも「メディア・サターン・ホールディングス」傘下となります。

MediaMarktもSaturnもドイツやヨーロッパで一定の知名度があったので、
合併後も名前を統一せずにそのままブランド展開しているのです。

MediaMarktは1979年創業でドイツ国内に270店舗を展開、
ドイツでは最も大きくヨーロッパでも有数の家電量販店です。
(https://www.mediamarkt.de/)

Saturnは1961年創業でドイツ国内に110店舗を展開、
ハンブルグに世界最大の販売スペースを持つ店舗があります。
(https://www.saturn.de/)

MediaMarktの公式サイトにはSaturnとの合併について書かれていませんが、
Saturnの方にはMediaMarktとの合併の記載があります。

規模的に考えても、
MediaMarktがSaturnを吸収したといった感じなのかもしれませんね。

実際にドイツに行ったことがある人によると、
MediaMarktは郊外に店舗があり、Saturnは駅の近くに店舗があるとのことです。
(https://tobalog.com/2016/09/mediamarket-saturn-munich/)

MediaMarktは日本で言うと「ヤマダデンキ」で、
Saturnは「ビックカメラ」や「ヨドバシカメラ」といったところでしょうか。

ヤマダデンキとビックカメラやヨドバシカメラが合併したとなったら、
日本では大ニュースです。

なので、ドイツでもMediaMarktとSaturnの合併が発表された時は
結構な衝撃だったと思われます。

Koenicの家電

Koenicは
 ・キッチン家電
 ・美容家電
 ・生活家電
などを取り扱っています。

キッチン家電は
 ・食洗機
 ・ビルトインオーブン
 ・ビルトインコンロ
 ・冷蔵庫
 ・電子レンジ
 ・フライヤー
 ・トースター
 ・電気ケトル
などです。

ちょっと変わったところでは、
「チョコレートファウンテン」や「フォンデュポット」なんかもあります。

美容家電は
 ・ドライヤー
 ・ヘアアイロン
 ・電気シェーバー
 ・鼻毛カッター
 ・バリカン
などです。

生活家電は
 ・掃除機
 ・ハンディクリーナー
 ・アイロン
 ・スチームブラシ
 ・扇風機
 ・ファンヒーター
 ・スポットクーラー
などとなっています。

2024年夏に日本でも話題になった「移動式エアコン」も、
Koenicブランドの家電の中にありました。

家電量販店のオリジナルブランドの割には、
幅広い種類の家電を取り扱っている印象ですね。

Koenicの家電はどこで作っている?

Koenicはドイツの家電ブランドですが、
Koenicの家電はドイツではほとんど作られていません。

MediaMarktもSaturnも家電量販店で家電メーカーではないので、
家電を作る自社工場を持っていないのです。

Koenicの家電の大半は「OEM」や「ODM」で作られており、
その委託先は中国・マレーシア・タイなどアジア諸国となっています。

日本の大手電機メーカーが中国などで製品を作っているのと同じで、
製造コストを抑えることが目的です。

中国などアジア諸国はヨーロッパに比べると人件費が安いので、
ドイツ国内で作るよりも製造コストが抑えられて低価格での販売が可能となります。

人件費は安いものの、世界中の電機メーカーが現地に工場を作ったり
委託製造したりしているので、高い家電製造技術を持っています。

中国などアジア諸国では、安くて性能の高い電化製品が作れるというわけです。

自社工場での製造でないと品質や安全面が低いと思われますが、
Koenicの家電はドイツ国内で最終チェックが行われています。

ヨーロッパの安全規格や品質基準に適合したものしかKoenicブランドの家電として
販売されないので、品質や安全面に問題はありません。

Koenicの家電は日本でも買える?

日本の大手家電量販店や日本向けの通販サイトでは、
Koenicの家電は取り扱っていません。

MediaMarktやSaturnが日本に進出していませんから、そのオリジナルブランド
であるKoenicの家電が日本の店舗で取り扱われることは無いのです。

MediaMarktは2010年に中国へ進出、
5年で100店舗を目指したものの3年ほどで撤退してしまっています。

中国市場でMediaMarktが定着していれば、
そのまま日本にも入ってきた可能性があります。

しかし中国から撤退してしまったので、
恐らく日本にMediaMarktやSaturnが今後入ってくる可能性は低いです。

そもそも日本ではヤマダデンキ、ビックカメラ、ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、
エディオンなど複数の家電量販店がしのぎを削っている状況です。

既に複数の家電量販店が市場を占めてしまっているので、
海外の家電量販店が入ってきても定着するのは難しいでしょう。

日本の店舗でKoenicの家電を買うことはできませんが、
通販サイトであれば日本からでも購入することは可能です。

ただしMediaMarktとSaturnの公式オンラインストアでは国外への発送を
行っていないので、日本から公式オンラインストアで直接購入はできません。

ドイツに住んでいる人にKoenicの家電を購入してもらって送ってもらうか、
個人輸入代行業者に依頼すれば日本でもKoenicの家電が手に入ります。

家電量販店のオリジナルブランドなので、
公式オンラインストア以外の通販サイトでも手に入れることは難しいです。

大手通販サイトAmazonで調べてみましたが、交換パーツは販売されているものの
Koenicの家電本体は販売されていませんでした。

海外製品を専門的に取り扱っている通販サイトでも、
Koenicの家電は販売されていないですね。

Koenicの家電を購入する場合は注意が必要

個人輸入すればKoenicの家電を日本でも手に入れられますが、
Koenicの家電を日本で使う場合には注意も必要です。

Koenicの家電を日本から購入するには、家電本体購入とは別に必要がかかります。

ドイツから日本へ家電を送るのに送料がかかりますし、
個人輸入代行業者を利用する場合は手数料も必要です。

日本では家電は関税がかかりませんが、
輸入する家電の課税価格の7.8%を消費税として納めなければいけません。

ちなみに個人輸入の場合は商品代金総額の6割が課税価格となります。

それからヨーロッパ仕様になっているKoenicの家電を日本で使うための費用も
必要です。

日本とヨーロッパでは電圧が違っており、
ヨーロッパ仕様のKoenicの家電は日本よりも高い電圧に対応しています。

高い電圧に対応した家電を低い電圧で使えないことはありませんが、
十分な性能が発揮できませんし故障のリスクも高くなります。

Koenicの家電を日本で安心安全に使うには、
昇圧変圧器の設置か家電のパーツ交換が必要です。

昇圧変圧器の設置には数十万円、家電のパーツ交換には数万円の費用が
かかります。

またプラグの形状も日本とヨーロッパでは違っており、
そのままでは日本の家庭用コンセントからKoenicの家電に給電できません。

こちらは家電量販店などで数百円で手に入る変換プラグを使えば解決できます。

Koenicの家電を日本から購入する場合には、
本体代金とは別に結構な費用がかかります。

それだけの費用をかける価値がKoenicの家電にあるとは思えないので、
日本で普通に買える家電を買うのがおすすめです。

Koenicの家電を買っても保証サービスが受けられない

Koenicの家電を日本から購入する際の注意点としてもう1つ、
「保証サービスが受けられない」ことが挙げられます。

MediaMarktもSaturnも日本には進出しておらず、
基本的にヨーロッパ以外でKoenicの家電を使うことを想定していません。

そのため、日本でKoenicの家電を使用していて万が一故障など不具合が
発生してもMediaMarktやSaturnに保証してもらえない可能性が高いです。

Koenicの家電は中国などで作られていますが、
最終チェックはドイツで行われているので品質や安全面に問題はありません。

しかし大手メーカーの家電であっても初期不良が発生することがありますから、
Koenicの家電も初期不良を起こす恐れは十分にあります。

日本国内で販売されている家電ならメーカー保証や販売店の保証が使えるので、
保証期間内であれば無償で修理や交換をしてもらえます。

ところがKoenicの家電を日本で使う場合には保証が適用されない恐れがあるため、
保証期間内であっても修理や交換をしてもらえないことも考えられるのです。

しかも日本仕様ではなく日本で販売されていない家電なので、
日本の修理業者では対応できないこともあります。

故障や安全面を考えると保証サポートが受けられないのは大きなリスクで、
それなら普通に保証サポートが受けられる家電を日本国内で買う方が良いです。

まとめ

「Koenic(コーニック)」は、ドイツの大手家電量販店であるMediaMarktとSaturnの
オリジナル家電ブランドです。

大手家電量販店が作っている家電ですから価格はリーズナブルですが、
品質や性能、安全面に問題はありません。

MediaMarktの中国への進出が失敗したこともあってか、
2024年現在日本でKoenicの家電を取り扱っている店舗は無いです。

日本向けの通販サイトでも販売されていませんし、
日本でKoenicの家電を購入するには個人輸入しか方法はありません。

個人輸入してまでKoenicの家電を購入するなら、
日本国内で販売されている家電を購入する方が良いですね。

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この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは。
HN:ミカエルといいます。
1978年生まれ、40代独身の中小企業サラリーマンです。ずっと平社員、つまり「ヒラ」です。

もともと理系ですが、プログラミングなどの専門スキルはなく、PCも人並みに使える程度。性格は内向的で、人前で話すのは大の苦手。そんな自分なりに頑張ってきたつもりですが、気づけば40代になっても平社員のまま。悔しさや惨めさを感じたこともありましたが、これからは気持ちを切り替え、「仕事は仕事」と割り切りながら、健康に気をつけつつ、投資や副業で新しい道を模索していこうと考えています。


「ヒラサラ」について
「ヒラサラ」は、意識低めの40代平社員が、会社や仕事に振り回されず、無理なく生きるためのヒントを発信するブログです。

社会では「出世しないとダメ」「頑張らないと負け組」といった風潮が根強いですが、私は「優秀じゃないと受け入れられない社会」から降りる選択肢もアリだと考えています。

このブログでは、
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✅ 健康を維持しながら無理なく働く方法
✅ 副業・投資を活用して人生の選択肢を広げるヒント
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