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上司が部下を駒扱いするのはなぜなのか?

会社のような組織に属して働いていると、「上司から駒のように扱われている」と感じることがありますよね。

私のようなあまり仕事ができない人間は特にそう感じるのですが、部下を駒扱いする上司ってどんな心理なのでしょうか?

目次

上司が部下を駒扱いするのはなぜ?

上司が部下を駒扱いするのには、いくつか理由が考えられます。

私は部下として働きながらも、数人の部下の上司としても働いているいわゆる中間管理職です。
私を駒のように扱う上司を反面教師としているつもりですが、私の部下からすると私も「部下を駒扱いする上司」になっているのかもしれません。

自己反省も含めて、上司が部下を駒扱いする理由を紹介していきましょう。

管理職としての能力が低い

上司が部下を駒扱いする理由の1つとして考えられるのが、「上司の管理職としての能力が低い」ことです。管理職としての能力は「マネジメント能力」とも言い換えられます。

一言では表現しにくいですが、例えば仕事を進める上での目標を設定したり、計画を立てたりする能力が挙げられます。目標を設定したり計画を立てたりするには、組織の戦略や方向性を深く理解していなければいけません。

上司は腕を組んで部下が仕事をしているのを見ているだけではありませんから、部下と一緒に仕事を遂行する能力も必要です。仕事を進めていると何かしら問題にぶつかることもあるので、仕事上で発生した問題を解決する能力も上司には求められます。

問題を解決するには知識や経験も必要ですし、当事者でありながらも全体を俯瞰で見られる視点も持ち合わせていないといけません。

組織の中では、一人で仕事を進めることもありますが、基本的にはチームで仕事を進めていきます。上司はチームを引っ張る存在としてリーダーシップが求められます。

リーダーとしてチームを引っ張るには部下との信頼関係が欠かせず、コミュニケーション力など人間力も上司には必要なのです。上司は部下の教育係でもあるので、部下を教育・育成して成長させるコーチとしての能力も求められます。

それ以外にも能力が管理職には求められますが、部下を駒扱いする上司はこうした管理職としての能力が低いケースが多いです。

管理職に就いているので、管理職としての能力が低い上司でも仕事はある程度できると考えられます。ただ、なまじ仕事ができるだけに、私のようなあまり仕事ができない部下の気持ちが分からないのです。

部下の気持ちが分からないということは、少なくともリーダーシップや人間力が欠けています。

管理職としての能力が低い上司は「部下のせいで仕事が遅れる」など、仕事が思い通りに進まない責任を部下に押し付けることがあります。

責任を押し付けられた部下は上司に反論できないので、仕事が進まない責任を思考停止で受け入れるしかありません。思考停止で責任を受け入れた部下は仕事に対するモチベーションを失ってビジネスパーソンとしての成長も止まってしまいます。

モチベーションを失い成長が止まった部下ばかりでは仕事は思い通りに進まず、また上司は部下に責任を押し付けるという悪循環に陥ります。

管理職としての能力が低く部下を駒扱いする上司は、本人はいくら仕事ができても、組織の生産性を低下させてしまっているのです。

私は部下に直接責任を押し付けたことはありませんが、「こいつのせいで仕事が遅れる」と感じることが時折あります。直接押し付けていないとは言え、仕事が思い通りに進まないことを部下のせいにする気持ちを多少持っていることは反省しないといけませんね。

プレッシャーを感じている

上司にもさらに立場が上の上司が居り、部下を駒扱いする上司はさらに上の上司から強いプレッシャーを受けていることが考えられます。要するに、上司自身が上司から駒扱いされているので、部下に対しても駒扱いをしてしまっているということです。

管理職は仕事に対して責任を負っていますから、思い通りに進まなかったり上手く行かなかったりするとさらに上の上司から責任を問われます。大きな仕事を任された場合には、負う責任を大きくなり、上司からのプレッシャーも強くなります。

上手くやり遂げられれば評価が上がって昇給や昇進に繋がりますが、失敗すれば出世の道は閉ざされる恐れがあるのです。場合によっては、閑職に追いやられて、組織に辞表を出すのを待たれるといった状態になってしまいます。

組織内で自分の立場が守れるかどうかの瀬戸際に追い込まれているとなると、当然上司は強いプレッシャーを感じます。何が何でも失敗できませんから、部下に強く当たって駒扱いしてしまうことに繋がるわけです。

部下を駒扱いする上司も駒扱いされている被害者であり、組織全体が良くない循環に陥ってしまっていると言えます。

幸か不幸か私はあまり仕事ができませんから、社運がかかるような大きな仕事を任されることがありません。そのため、部下を駒扱いしないといけないほどの強い上司からのプレッシャーを感じること今のところはないですね。

コンプライアンスに対する意識が低い

部下を駒扱い上司は、コンプライアンスに対する意識が低いことも少なくありません。

私はアラフィフ世代ですが、今の40代より上の世代はコンプライアンスに対して意識が低いことが多少あります。

我々が若い頃からコンプライアンスという言葉はありましたが、仕事をする上でコンプライアンスを強く意識する場面はそれほど多くありませんでした。特に組織内の人間関係においてコンプライアンスという言葉を持ち出されることは、ほとんど無かったです。

何か失敗すれば上司や先輩から頭ごなしに怒鳴られましたし、人格を否定されるようなことを言われたこともあります。

私はいまだに独身ですが、30代の頃には「まだ結婚しないのか?」「女性に興味が無いのか?」といったようなことを言われたこともありました。(ちなみに私の恋愛対象は女性です)

仕事が終わらない時には、上司の命令で深夜まで残業したり休日出勤したりといったことも日常茶飯事でしたね。

現在で考えると、人格を否定するようなことを部下に言ったり、残業や休日出勤を強制するのは完全なパワハラです。独身の人に向かって「結婚しないの?」「女性(男性)に興味ないの?」と聞くのはセクハラで、裁判所に訴えられても仕方のないほど酷い事案となります。

コンプライアンス順守が強く叫ばれるようになったのはこの10年ほどのことで、少なくとも私が30代半ばぐらいの頃まではそこまで意識されていませんでした。

コンプライアンスに対する意識が低い中で仕事をしてきた我々を含めた上の世代が、コンプライアンスに対する意識が低い上司となってしまっているわけです。

我々を含めた上司世代は、コンプライアンスを強く意識した仕事の進め方を教わっていません。そのためコンプライアンスに対する意識が低く、部下を駒扱いすることに繋がってしまうのです。

私は若い時からパワハラ・セクハラを受けてきて嫌な思いをしてきましたから、できるだけ部下や後輩が嫌な思いをするであろう言動は控えているつもりです。

それでも部下や後輩と接している時には気まずい顔をされることがあるので、私にもコンプライアンス意識が低い部分があるのかもしれません。

部下を駒扱いする上司にならないために

自分自身では部下を駒扱いしていないつもりでも、周りには部下を駒扱いする上司と見られていることもあります。

部下を駒扱いする上司の下では部下は成長しませんし、組織の生産性を低下させてしまいます。現状で部下を駒扱いしている上司の意識を変えることは難しいので、自分が上司の立場となった時に部下を駒扱いしないように心がけたいです。

私も部下を駒扱いする上司になりかけているので、そうならないためにどうすれば良いか詳しく見ていきたいと思います。

部下の「推し」になる

最近は「推し活」が流行していますが、部下を駒扱いしない上司になるには「部下の推し」になることです。

我々昭和世代にとっては、誰よりも仕事ができて背中で部下や後輩を引っ張るのがカッコイイ上司でした。しかし今の若者は、仕事ができるだけではカッコよくないですし、付いていきたいと感じないのです。

今の若者は何よりも「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視していますから、「この人と一緒なら成長できる」と感じさせる上司でなければなりません。

上司は仕事ができて当たり前、その上で部下を公平に扱って仕事をある程度任せるといったことが重要となります。仕事を任せた部下が失敗した時には、部下に責任を押し付けずに「任せた自分が悪い」と責任を負うことも忘れてはいけません。

人に推されることは簡単ではありませんが、自分がどういった上司なら推せるかを考えると部下にとっての理想的な上司像に近づけるかもしれないですね。何なら「どういった上司なら推せるか」を部下に直接聞くもアリです。

不機嫌にならない

部下を駒扱いしない部下から信頼される上司になるには、職場で「不機嫌にならない」ことも重要となります。

自分が若い時に働いていた職場を思い出すと、難しい顔や不機嫌そうな顔で仕事をしている上司や先輩は一人や二人どころではなかったです。

難しい顔や不機嫌そうな顔で仕事をしていると気軽に話しかけられないので、何か分からないことや困ったことがあっても自分で解決するしかありませんでした。

難しい顔や不機嫌そうな顔で仕事をしている人に話しかけた時に「あぁ?」って言われて以来、私は人に話しかけること自体を躊躇うようになりました・・・。

仕事中に話しかけたり相談したりしにくい人を信用しろという方が難しいです。そこで仕事中は不機嫌な顔をせずに、部下から話しかけやすい雰囲気を作ることが重要となります。

上司が穏やかに仕事をしていれば職場の雰囲気は自然と良くなりますし、コミュニケーションも増えて意思疎通を欠くといったことがなくなります。

無理にニコニコしていなくても良いですが、必要以上に難しい顔や不機嫌そうな顔をしないように努めるのが良いでしょう。

具体的な指示ではなくコツを教える

部下を駒扱いしない上司になるためには、具体的に指示するのではなく、仕事をうまく進めるためのコツを教えてあげることが重要です。

部下にミスをされると困るので、ミスしないように仕事の進め方を一から細かく指示してしまいがちです。具体的な指示があると部下は楽な反面、上司の指示通りに仕事を進めることで手一杯となってしまいます。

自分に合った効率的な進め方を考えて動くといったことができなくなり、部下が上司の指示待ちになってしまうのです。必ずしも上司のやり方が正しいとは限らず、部下が自分で考えることでより良いアイディアや方法が見つかるかもしれません。

ただし、何の指示もせずに仕事を部下に丸投げするのは、部下を駒扱いするよりも酷いことです。仕事の重要ポイントを示して、効率的に進められるコツを教えてあげる必要があります。

例えば、オセロで言うところの「角を取れば勝ちやすいよ」といったコツを部下に教えてあげるのです。そうすると部下は、「どうやったら角を取れるか」「角を取るにはどうするべきか」を自分で考えて行動するようになります。

自分で考えて行動した結果、上手く行っても上手く行かなくても部下は成長します。部下の教育・育成も上司の仕事ですから、部下が成長できるように導いてあげることも重要です。

まとめ

私も上司から駒扱いされた経験があるので、駒扱いされる部下の辛さは分かるつもりです。ただ、部下を持つ立場になると、部下を駒扱いしてしまう上司の気持ちも分かってしまいます。

部下を駒扱いする上司は、部下にとっては決して良い上司とは言えません。部下は駒でha
なく、同じ目標に向かって一緒に仕事を進める仲間です。

気持ちよく仕事をしてもらって成果が出るように、部下を駒扱いせず部下に推される上司を目指したいですね。

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この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは。
HN:ミカエルといいます。
1978年生まれ、40代独身の中小企業サラリーマンです。ずっと平社員、つまり「ヒラ」です。

もともと理系ですが、プログラミングなどの専門スキルはなく、PCも人並みに使える程度。性格は内向的で、人前で話すのは大の苦手。そんな自分なりに頑張ってきたつもりですが、気づけば40代になっても平社員のまま。悔しさや惨めさを感じたこともありましたが、これからは気持ちを切り替え、「仕事は仕事」と割り切りながら、健康に気をつけつつ、投資や副業で新しい道を模索していこうと考えています。


「ヒラサラ」について
「ヒラサラ」は、意識低めの40代平社員が、会社や仕事に振り回されず、無理なく生きるためのヒントを発信するブログです。

社会では「出世しないとダメ」「頑張らないと負け組」といった風潮が根強いですが、私は「優秀じゃないと受け入れられない社会」から降りる選択肢もアリだと考えています。

このブログでは、
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✅ 副業・投資を活用して人生の選択肢を広げるヒント
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