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言い方がきつい上司に振り回されないためには

私が若い時には人格を否定されるなど、「きつい」を超えた酷い言い方を上司にされることが日常茶飯事でした。

最近はパワハラやモラハラが問題になるので人格を否定されるようなことは言われないものの、「言い方がきつい上司」はまだまだ存在しています。

目次

上司の言い方がきついのはなぜ?

すべての上司がきつい言い方をするわけではありませんが、きつい言い方をする上司は少なからず居ます。仕事外で接するとそれほどきつい性格でもない上司なのに、仕事になると言い方がきつくなるのはなぜなのでしょうか?

自分に自信が無い

自分に自信が無いと、言い方がきつくなってしまうケースが多いです。

上司がこれまで優れた実績を上げていて、何事にも論理的に冷静に対応できるのであればきつい言い方をする必要がありません。

実績がある人は優しく諭すだけでも、言われた方は圧倒的な説得力を感じます。何を聞いても論理的に返されると何も言い返せませんし、むしろ頼りがいがあると感じるのです。

きつい言い方をする上司には、圧倒的な説得力の裏付けとなる実績や頼りがいを感じさせてくれる論理力もありません。

優れた実績が無いので優しく諭したところで説得力が出ないから、きつい言い方をせざるをえません。論理的思考力も持ち合わせていませんから、感情的にきつい言い方をするしかないのです。

実績や論理的思考力を持つ部下が表れると、一気に自分の上司としての立場を失うかもしれません。今風に言えば、きつい言い方で部下にマウントを取ることで上司としての立場や威厳を守ろうとしている、といったところでしょうか。

もし自分だけ上司からきつい言い方をされている場合は、上司が実績や論理的思考力で勝てないと感じているのかもしれませんよ。

過去の上司のスタイルを踏襲している

言い方がきつい上司は、その上司が若い時に接してきた上司のスタイルを踏襲しているだけの可能性もあります。

当然ですが、管理職としての振る舞い方にマニュアルや正解はありませんから、自分なりの管理職としてのスタイルを確立しないといけません。ただ、ゼロからスタイルを確立することはかなり難しいですから、自分が若い時に接してきた上司のスタイルを取り入れがちです。

冒頭にも書きましたが、私が20代だった20年ぐらい前はパワハラやモラハラなんて当たり前でした。現状できつい言い方をする上司も、パワハラ・モラハラ上等の中を生き抜いてきて管理職に就いています。

自分はきつい言い方をされることで成長したので部下にきつい言い方で接することで成長を促している、と考えてしまっているわけです。

特に体育会系出身の上司だと、入社するはるか前の学生時代からパワハラ・モラハラ上等の中で生活してきています。パワハラ・モラハラ紛いのきつい言い方をするのは愛情の裏返し、ぐらいに思ってしまっているのではないでしょうか。

きつい言い方をする上司が若い時の上司もきつい言い方をする人なのであれば、代々きつい言い方をする人が管理職に就いていることになります。部下にはきつい言い方で指導する、というのが会社の文化になってしまっている可能性もあります。

きつい言い方が会社の文化になってしまっていたら、部署移動などで上司が変わったとしてもきつい言い方での指導は変わらない可能性が高いです。

論破できたと勘違いしている

上司にきつい言い方で接せられると、部下としては言い返すことができず黙るしかありません。言い返すと上司の言い方がさらにきつくなることもありますし、さらにきつい言い方をされると怖いので黙るしかないのです。

部下が怖がって黙っているのを見て、きつい言い方をした上司は「部下をやり込めた」と勘違いしてしまっているわけです。少し前に流行った言い方をすれば、部下に対して「はい、論破」と思ってしまっているということになるでしょうか。

部下の立場からすると、きつい言い方をする上司に反論するとその後が怖いので黙っているだけです。別に「論破された」とか「やり込められた」とは思っていません。

「上司がきつく言って部下が黙る」では状況は何も変わらないので、上司はさらにきつい言葉を部下に投げかけます。さらにきつく言われると部下はさらに黙るしかなく、状況が変わらないどころかどんどん悪い方向に行ってしまうのです。

状況悪化に上司が気付いてくれれば良いですが、気付かないと部下をやり込めたことに満足してきつく言うスタイルが強化されることになってしまいます。

ストレスやプレッシャーを感じている

きつい言い方をする上司は、上司自身が強いストレスやプレッシャーを感じていることも考えられます。部下を持つということは、自分が部下だった時よりも仕事に対しての責任が重くなるのです。

仕事で成果が上がらない原因が部下のミスや怠慢であったとしても、上司が責任を問われます。中間管理職の場合は、さらに上の上司からプレッシャーをかけられており、そのストレスから部下に対してきつい言い方になってしまうわけです。

また管理職になると、自分の仕事だけでなく部下の仕事の管理もしなければいけません。上司になったら1日の時間が長くなるわけではないので、これまで自分の仕事だけをしていた同じ時間内で部下の仕事の管理までしないといけないのです。

必然的にこれまでよりも忙しくなって時間に追われた結果、気持ちの余裕が無くなって言い方がきつくなってしまいます。

言い方がきつい上司にどう接すれば良い?

部下も人間ですから、いくら相手が立場が上の上司であっても、きつい言い方をされると感情的になってしまいます。

しかし部下が感情的になって何か状況が良い方向に変わることはありませんから、感情的にならずに言い方がきつい上司に対応しなければなりません。

では、上司にきつい言い方をされた時に、感情的にならずに接するにはどうすれば良いのでしょうか?

言葉面ではなく内容を汲み取る

言い方がきつい上司に対しては、言葉面ではなく内容を汲み取るようにすると感情的にならずに済みます。

例えば「何だこのプレゼン資料は!間違いだらけじゃないか!」と上司に叱られたとします。声のトーンや言い方によってはきつく聞こえますが、「この資料ではプレゼンができないので作り直して」と言い換えると単なる業務の指示になるのです。

きつい言い方でプレゼン資料を突き返されたら、「もっと精度の高い資料を作れってことだな」と思って行動すれば良いわけです。表面的な言葉面ではなく発言の内容を汲み取れば、ただの業務の指示だと理解できます。

上司の指示だと思えば部下としても感情的になりませんから、不服な態度を示したり反論したりすることで上司との関係が悪くならずに済みます。

きつい言い方を丁寧な言い方に変換して再確認

いくら業務の指示でも、毎度毎度きつい言い方をされると部下としては仕事に対するモチベーションが下がりかねません。

できれば言い方を柔らかくしてもらえるように上司に促したいところですが、直接言うと火に油を注ぐ結果になってしまいます。そこで、上司に言われたきついことを超丁寧な言い方に変換して、上司に再確認するようにしましょう。

例えば、プレゼン資料を突き返されて「こんなこともできないのか!」と言われたとします。上司から面と向かって強い口調でこんなことを言われると、私ならしばらく立ち直れません。

「もっと精巧なプレゼン資料が作れると期待してくださったのに応えられず申し訳ございませんでした。改めて作り直してよろしいでしょうか?」などと再確認します。

「まだ終わらないのか!」と言われたら、「進捗状況を気にしてくだってありがとうございます。期限内に終わらせる良いやり方はございますでしょうか?」と返します。

面と向かって上司に伝えても良いのですが、メールなど文面で再確認するとより効果的です。丁寧な言い方に変換して返すことで、上司は自分が言ったことを思い出して「言い方がきつかった」と思ってくれることを期待するわけです。

自分だけに言われたことではなく、一緒に仕事をしている同僚にも言われた言葉として共有しておくとより効果があります。「上司からこのように言われたので気を付けるように」と同僚にメールなどで共有するのです。

同僚に共有することで、上司がパワハラ・モラハラと取られかねない言い方は避けてくれるように期待するわけです。

無感情で接する

相手の感情的な煽りにこちらも感情的になると、相手はヒートアップしてより感情的な煽りを繰り返してきます。反対に感情的な煽りに対して冷静に受け流していると、相手は感情的なっていることがムダに思えて煽るのを止めます。

そうした人間の心理を利用して、きつい言い方をする上司には「無感情」で接するのも1つの方法です。上司にきつい言い方で叱られても、一切表情を変えず、声のトーンも変えることなく無感情で「すみませんでした」と返すのです。

自分が上司の立場で感情的に叱った部下が無感情で返事してきたら、何となく不気味な感じがしますよね。場合によっては、「自分だけヒートアップしてカッコ悪い」と冷静になることもあります。

要するに、「こいつにはきつい言い方をしても自分が空回りするだけ」と上司に思わせるわけです。さしづめ「暖簾に腕押し作戦」とでもいったところでしょうか。

きつい言い方をしたのに無感情で返されると、上司としては「この言い方では効果がないから、次は言い方を変えよう」と思います。次回同じようなことがあっても、きつい言い方ではなく冷静に諭すような言い方だったり、論理的な言い方に変わるかもしれません。

ただ、勘の鈍い上司だと、次回はもっときつい言い方になるかもしれないので注意してください。

自分のこととして相談する

きつい言い方をする上司に、きつい言い方するのを自分のこととして相談する方法もあります。

「後輩を指導する時にきつい言い方をしてしまうのですが、どうすれば良いでしょうか?」ときつい言い方をする上司に相談するのです。加えて「部下を指導する際に、どのようなことを意識されているのでしょうか?」と加えます。

恐らく上司は相談されたことに気を良くして、あれやこれやご高説を垂れるに違いありません。この場合は「きつい言い方をしているのはアナタ」と気付かせる相談なので、上司のご高説を参考しても良いですし、参考にしなくても良いです。

勘の良い上司であれば「自分も部下にきつい言い方をしている」と反省して、部下に対する接し方を改めてくれる可能性があります。勘の悪い上司だとご高説を垂れるだけで自分の部下に対する接し方は変わらない、といったことになることも十分に考えられますが・・・。

まとめ

上司が部下に対してきつい言い方をするのには、自信が無かったり過去のやり方を踏襲していたりプレッシャーを感じていたりなど理由があります。きつい言い方をするのには理由があることを理解すれば、部下としても感情的にならず冷静に受け止めることも可能です。

面と向かって言い方を変えてもらうように上司に言うことはできないですが、それとなく上司に言い方がきついことを気付かせることは可能です。

いくら無感情でスルーしても、毎度毎度きつい言い方をされると部下としてもストレスが溜まってしまいます。できれば上司にそれとなく気付かせて、言い方を変えてもらえるのがベターです。

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この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは。
HN:ミカエルといいます。
1978年生まれ、40代独身の中小企業サラリーマンです。ずっと平社員、つまり「ヒラ」です。

もともと理系ですが、プログラミングなどの専門スキルはなく、PCも人並みに使える程度。性格は内向的で、人前で話すのは大の苦手。そんな自分なりに頑張ってきたつもりですが、気づけば40代になっても平社員のまま。悔しさや惨めさを感じたこともありましたが、これからは気持ちを切り替え、「仕事は仕事」と割り切りながら、健康に気をつけつつ、投資や副業で新しい道を模索していこうと考えています。


「ヒラサラ」について
「ヒラサラ」は、意識低めの40代平社員が、会社や仕事に振り回されず、無理なく生きるためのヒントを発信するブログです。

社会では「出世しないとダメ」「頑張らないと負け組」といった風潮が根強いですが、私は「優秀じゃないと受け入れられない社会」から降りる選択肢もアリだと考えています。

このブログでは、
✅ 仕事は仕事と割り切る考え方
✅ 健康を維持しながら無理なく働く方法
✅ 副業・投資を活用して人生の選択肢を広げるヒント
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などを、リアルな経験を交えながら発信していきます。

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