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「新人だから仕事できない」が許されるのはいつまで?

誰しも「バリバリ働くビジネスパーソン」を目指して就職しますが、実際に働き始めると「思ったほどバリバリ働けていない」と感じることも多いです。

新人がいきなりバリバリ働けないのは当たり前ではあるものの、「新人だから」で仕事できないことが許されるのはいつまでなのでしょうか?

目次

「新人だから仕事できない」が許されるのは1年?

「新人だから仕事できない」が許されるのは、大体1年程度とされています。企業の人事担当者を対象にした調査によると、新人教育にかける平均期間が11か月、戦力と判断するのが入社後8~12か月程度となっています。

入社して最初の1年は教育期間と考えている企業が多く、働き始めて1年間は「新人だから仕事できない」が許されることになるのです。

ただし企業に事情が違いますから、中にはたとえ新卒であってもすぐに戦力化してもらわないと困るといったケースもあります。

私の学生時代の友人の中には、新卒で就職したのですが新人研修はたった数日だけで現場に放り出されたケースもありました。たった数日の研修で現場に放り出されて、ミスをすると「研修で何を教わったんだ!」と怒られたそうです。

中途採用の経験者ならともかく、新卒の新人がたった数日の研修で仕事ができるようになるわけがありません。さすがにこれは極端なケースだと思いますが、中には入社後数か月で新人扱いされないこともあるので注意してください。

最初の3か月が重要

入社後1年ぐらいは新人扱いされるものの、実は入社後3か月の時点で企業側は使える人材かどうかをある程度判断しています。

入社後3か月で使えない人材と見なされると、研修期間が終わると同時に閑職に追いやられて出世コースから外れてしまいます。私のような出世を望まないグータラ社員はそれでも良いと思ってしまいますが、新人がいきなり出世コースから外されるのはキツイですよね。

最初の3か月で企業側は、新人のどのようなところを見て使える人材かどうかを判断しているのでしょうか?

企業によって多少違いますが、企業が新人を評価するポイントは
 ・勤務態度
 ・報連相
 ・期限順守
 ・学習意欲
の4つです。

まず「勤務態度」ですが、与えられた仕事に真剣に取り組むのは当然として、遅刻や欠勤をしないかどうかです。

学生から社会人になると環境が大きく変わるので体調を崩しやすく、研修期間中であっても欠勤するのは多少仕方ない部分はあります。ただ社会人にとっては体調管理も仕事の内ですから、欠勤しなければならないほど悪化する前に対処することが求められます。

遅刻に関しては論外で、公共交通機関の遅れなど不可避な理由以外で遅刻した場合は即使えないと判断されてしまうのです。私は自他ともに認めるグータラ社員ですが、遅刻は一度もしたことがありませんし、欠勤も20年以上働いていて数えるほどしかしていません。

次に「報連相」ですが、これはご存じの通り報告・連絡・相談のことです。報連相もビジネスパーソンにとって基本であり、特に新人がこれから仕事を覚えるのに非常に重要な上司や先輩とのコミュニケーションとなります。

報連相がしっかりできていれば、万が一間違った方向に進もうとしていてもすぐに軌道修正できます。しかし報連相ができていないと、上司や先輩が気付いた時には取り返しがつかないといったことになりかねません。

新人だと報連相で何をすれば良いかわからないこともあるでしょう。

まず報告ですが、自分が関わっている仕事の進捗状況や結果などを直属の上司や教育係の先輩に伝えます。連絡は、仕事を進める上で必要な情報を一緒に仕事をしている先輩や同僚に伝えることです。

相談は、仕事を進めていて何か問題や困ったことが発生した時に、上司や先輩などにどうすれば良いかアドバイスを求めます。

最初の内はどんな些細なことでも報連相しておけばOKです。上司や先輩が「そんなことまで報告・連絡しなくて良いよ」と教えてくれるので、何を報告・連絡すべきかはそのうち取捨選択できるようになります。

続いて「期限順守」ですが、期限が決まっている仕事を期限内に終わらせられるかどうかです。例えば「来週の金曜日までにこの資料をまとめておいて」など、期限を区切られて任された仕事を期限内に終わらせられているかです。

任せられた仕事をすべてを期限内に終わらせるのがベターですが、少なくと8割程度の仕事を期限内に終わらせていれば良いでしょう。

新人に任せる仕事なので、期限内に終わらなくても大事にはなりません。しかし新人に任せる仕事ですら期限が守れないようでは、納品など取引先相手の期限厳守の仕事は任せられません。

私の経験としては、区切られた期限ギリギリではなく、できるだけ早く終わらせるのが良いです。例えば、金曜日が期限なら水曜日か木曜日までに終わらせるといった感じです。

早めに終わらせて報告すれば、時間的に多少余裕があるので「ここはこうした方が良い」「こうすると分かりやすい」など有用なアドバイスを貰えることがあります。

アドバイス通りに手直しして期限内に間に合わせることもできますし、次に仕事を任せられた時にアドバイスを生かせます。

最後の「学習意欲」は、同じ質問を繰り返さないことです。

新人は分からないことだらけですから、最初の内は何をするにしてもどうすれば良いか上司や先輩に質問します。しかし同じ質問を何度もしていると、仕事を覚えられないのではなく覚える気が無いと上司や先輩に思われてしまうのです。

質問する時はメモ帳を持っておいて、上司や先輩から教えてもらったことを書き留めておくと良いでしょう。私も新人の頃に、教育係の先輩に同じ質問を何度もして「いい加減メモぐらいしろ」と怒られたことがありましたね。

遅刻・欠勤をしない、報連相する、期限を守る、聞いたことはメモするといったことを意識しておけば、早い段階で使えないと見なされることはありません。

第二関門は入社後半年

最初の3か月が第一関門だとすると、入社後半年が第二関門となります。入社後半年が経過して一定のスキルが身についていないと、成長の見込みなしと見なされてしまいます。

入社後半年で身に付けておくべきスキルは
 ・1人で業務が完結できる
 ・仕事の優先順位判断
 ・提案の実施
 ・周囲へのフォロー
の4つです。

企業によって多少違うこともあると思いますが、上記の4つのスキルが入社半年で身についていれば戦力になる可能性があると見てもらえます。

入社して半年で色々な仕事を任させられてきたはずですから、その経験と上司や先輩からのアドバイスを生かして1人である程度仕事ができるようになっています。「このやり方で良いですか?」など上司や先輩にお伺いを立てなくても、仕事ができるようになっていればOKです。

ただすべての仕事を1人で完結させるのはまだ難しいので、半分から6割ぐらいの仕事が1人でできるようになっていれば良いでしょう。

入社して最初の内は、1つの仕事が終わったら次の仕事といったように基本的に1つの仕事だけ任されます。1か月2か月と経過して仕事に少し慣れてくると、2つ以上の仕事を一度に任されるようになります。

いきなりマルチタスクがこなせる新人も居るでしょうが、大抵の新人は仕事に優先順位を付けて1つずつこなしていかないといけません。

最初は上司や先輩に優先順位を付けてもらいますが、半年も経過すると自分で優先順位を付けられるようになっていないといけないのです。入社半年の段階で仕事の優先順位も付けられないようでは、指示待ち人間と見なされてしまいます。

入社してしばらくは無我夢中で与えられた仕事をこなしているだけですが、数か月も経つと考えて仕事をするようになります。

考えて仕事をする内に、「こうした方が効率的」とか「こっちの方がやりやすい」など改善点が浮かんでくるはずです。浮かんだ改善点を上司や先輩に提案することで、主体性や仕事に対する意欲がアピールできます。

入社半年で仕事に慣れてくると余裕が出てきて、周りを見て仕事ができるようになります。自分に時間的な余裕があって周りに困っていたり大変そうな人が居たら、フォローしてあげられるようになっていると良いでしょう。

入社して20年以上が経過した私ですが、いまだに仕事に余裕が無くて周りへのフォローはあまりできていないです・・・。

入社1年後の評価で将来が決まる?

半年の第二関門を突破したら、入社後1年が新人として最後の関門となります。多くの企業では入社して1年が経過した段階で評価が決まりますから、ここで将来が決まると言っても過言ではありません。

入社して1年後に
 ・業務改善提案
 ・明確な役割を果たす
 ・新しい仕事への挑戦
 ・後輩の指導
といったことができるようになっていると新人扱いから脱却です。

半年の段階で改善点の提案がありましたが、1年だとより具体的で数多くの提案が求められます。たとえ採用されなくても自分の意見を表明できれば、仕事に対して主体的に取り組んでいると見なされます。

ほとんどの仕事はチームで進めていきますから、新人であってもチーム内で一定の役割を与えられています。入社1年の時点で、与えられた役割をきっちりと果たして、チーム内に無くてはならない存在になっていることです。

与えられた役割をきっちりと果たすということは、責任を持って仕事に取り組めていることになります。

企業によっては毎年のように新しいプロジェクトが立ち上がりますが、新しいプロジェクトへの参加を表明することで仕事に対する意欲がアピールできます。

新しいプロジェクトで失敗するとキャリアに傷が付くかもしれないので、自分から新しいプロジェクトに参加したいと申し出るのは勇気が必要です。ただ自分から参加を申し出るだけでも意欲的だと見てもらえますし、万が一失敗しても次のチャンスは必ず来ます。

入社して1年が経過すると次の新卒が入ってきますし、それまでにも派遣社員や契約社員など中途入社してくる人も居ます。こうした後輩を先輩としてしっかり指導できるかどうかも、上司や先輩に見られています。

アウトプットするには、インプットしたことを完全に理解していなければいけません。入社して1年間で教えられたことや経験したことを完全に理解して身についていないと、後輩に指導はできないのです。

私も経験がありますが、仕事はできるんだけど後輩を指導する時には何を言っているか分からない人って実際に少なからず居ます。

入社1年で上記の4つができるようになっていれば、仕事できないということはありませんから新人扱いされることも無くなっているはずです。上記4つの1つでもできていないようだと、企業からは「見込みなし」として重要な仕事を任せられないようなるかもしれません。

まとめ

「新人だから仕事できない」が許されるのは、入社してから大体1年程度です。

入社して1年が経過した時点で社内の評価はある程度決まります。1年が経過した時点でも「新人だから」とある程度のミスや失敗を許されているようだと、低評価で期待されていないのかもしれません。

私のように出世を諦めるなら、低評価でも期待されていなくても与えられた仕事を続けていけば良いでしょう。私と違って出世を諦められないから、今回の失敗を糧に第二新卒として転職してやり直すのも1つの方法です。

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この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは。
HN:ミカエルといいます。
1978年生まれ、40代独身の中小企業サラリーマンです。ずっと平社員、つまり「ヒラ」です。

もともと理系ですが、プログラミングなどの専門スキルはなく、PCも人並みに使える程度。性格は内向的で、人前で話すのは大の苦手。そんな自分なりに頑張ってきたつもりですが、気づけば40代になっても平社員のまま。悔しさや惨めさを感じたこともありましたが、これからは気持ちを切り替え、「仕事は仕事」と割り切りながら、健康に気をつけつつ、投資や副業で新しい道を模索していこうと考えています。


「ヒラサラ」について
「ヒラサラ」は、意識低めの40代平社員が、会社や仕事に振り回されず、無理なく生きるためのヒントを発信するブログです。

社会では「出世しないとダメ」「頑張らないと負け組」といった風潮が根強いですが、私は「優秀じゃないと受け入れられない社会」から降りる選択肢もアリだと考えています。

このブログでは、
✅ 仕事は仕事と割り切る考え方
✅ 健康を維持しながら無理なく働く方法
✅ 副業・投資を活用して人生の選択肢を広げるヒント
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などを、リアルな経験を交えながら発信していきます。

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